はいけつ‐しょう【敗血症】
化膿性(かのうせい)の病巣があって、そこから菌が血流中に繰り返し入り、その毒素により悪寒戦慄(せんりつ)・高熱などの中毒症状を示し、二次的に身体各所に転移性の膿瘍(のうよう)をつくる感染症。
はいこうけつあつ‐しょう【肺高血圧症】
心臓から肺に血液を送り出す肺動脈の血圧が異常に高くなる病気。肺の小動脈で血液が流れにくくなっているために起こる。初期は無症状だが、進行すると、息切れ・全身倦怠感・めまい・立ちくらみなどの症状が現...
はい‐しんきんしょう【肺真菌症】
真菌を原因とする呼吸器の感染症。アスペルギルス症やクリプトコッカス症などがある。
はいじん‐しょう【肺塵症】
塵肺(じんぱい)の別名。
はい‐せんいしょう【肺線維症】
肺に線維組織が過剰に形成される病気。肺胞壁の肥厚により、ガス交換が十分に行われなくなり、呼吸機能が低下する。塵肺・膠原病・間質性肺炎・サルコイドーシスなどから進行する。息切れ・痰(たん)を伴わな...
はいどうみゃくせい‐はいこうけつあつしょう【肺動脈性肺高血圧症】
肺の細い血管が異常に狭く、硬くなって、血液が流れにくくなり、肺動脈の血圧が異常に上昇する病気。体を動かすときに息苦しく感じ、すぐに疲れる、体がだるい、意識がなくなるなどの症状が現れる。指定難病の...
はいマック‐しょう【肺マック症／肺MAC症】
《MACは、mycobacterium avium complex で、抗酸菌の一種》非結核性抗酸菌症の一。肺に起こる慢性感染症で、微熱や咳(せき)、血痰(けったん)などがみられ、結核の症状に似...
はくひ‐しょう【白皮症】
先天的にメラニン色素が欠乏しているため、皮膚・毛髪・眼球などが白く見える状態。白子(しろこ)。
はっ‐しょう【発症】
［名］(スル)病気の症状が現れること。「脚部に—する」
はんすう‐しょう【反芻症】
飲み込んだものが口腔に逆流する病状。神経性の胃障害によることが多い。反芻性障害。
