ボタローかんかいぞん‐しょう【ボタロー管開存症】
⇒動脈管開存症
ボツリヌス‐しょう【ボツリヌス症】
ボツリヌス菌が産生する外毒素によって発症する疾患。多くは毒素に汚染された食品の経口摂取による食中毒であり、稀に傷口などからの感染によって発症する。いずれも神経機能に作用し、嚥下困難や呼吸麻痺、弛...
ポルフィリン‐しょう【ポルフィリン症】
赤血球に含まれるヘムを合成するために必要な酵素が欠損しているため、中間代謝物のポルフィリンが骨髄・肝臓・血液・皮膚などに蓄積し、光過敏症や精神症状を引き起こす病気。欠損する酵素の種類によって症状...
まったんひだい‐しょう【末端肥大症】
⇒先端巨大症
まんせい‐かんせんしょう【慢性感染症】
発病後の症状の発現が徐々で、経過も緩慢な感染症。結核・ハンセン病・梅毒など。慢性伝染病。→急性感染症
まんせいがいしょうせい‐のうしょう【慢性外傷性脳症】
頭部に繰り返し衝撃を受けたり、脳震盪(のうしんとう)を繰り返し起こした人が発症する、進行性の病気。受傷後数年以上経って、認知症やパーキンソン病に似た症状が現れる。ボクシング・プロレス・アイスホッ...
まんせいけっせんそくせんせい‐はいこうけつあつしょう【慢性血栓塞栓性肺高血圧症】
器質化した血栓によって慢性的に肺動脈が閉塞し、血液が流れにくくなって、肺高血圧症となる病気。体を動かすときに、呼吸困難・易疲労感・動悸(どうき)・胸痛・失神などの自覚症状がみられる。指定難病の一...
まんせい‐はいアスペルギルスしょう【慢性肺アスペルギルス症】
アスペルギルスという真菌が肺に定着・増殖し、喀血(かっけつ)などの症状を起こす病気。肺結核・肺気腫・気管支拡張症・胸部手術などで肺に空洞がある場合に発症することが多い。CPA(chronic p...
まんせいへいそくせい‐どうみゃくこうかしょう【慢性閉塞性動脈硬化症】
動脈硬化のため慢性の血流障害を起こす疾患。足先に冷感やしびれがあり、歩行時に痛みが起こる。進行すると安静時でも痛み、歩行が困難になり、重症になると下肢の壊死にまで至る。先進的な治療法として、末梢...
まんせい‐べんぴしょう【慢性便秘症】
便秘が慢性的に起こる状態をいう。原因はさまざまだが、大腸癌(がん)・甲状腺の異常・膠原病などによって引き起こされることもある。