あと【跡/痕/迹/址】
《「足(あ)所(と)」の意》 1 何かが通っていったしるし。「靴の—」「船の通った—」「頰(ほお)を伝う涙の—」「犯人の—を追う」 2 (傷には多く「痕」と書く)以前に何かが行われたしるし。痕跡...
こん【痕】
[常用漢字] [音]コン(漢) [訓]あと 1 傷のあと。「傷痕・刀痕・痘痕(とうこん)・瘢痕(はんこん)」 2 消えないで残ったあとかた。「痕跡/血痕・墨痕・涙痕」 [難読]痘痕(あばた)・痘...
こん‐せき【痕跡】
過去にある事物があったことを示す、あとかた。形跡。「—をとどめない」
こんせき‐かせき【痕跡化石】
⇒生痕化石
こんせき‐きかん【痕跡器官】
その生物の祖先では機能していたものが、退化して跡だけ残っている器官。人間の虫垂・尾骨や耳を動かす筋肉、クジラやニシキヘビの後ろ足など。生物の進化を推測する手がかりとなる。