ぜに‐がさ【銭瘡】
《患部が銭のように円形になるところから》田虫(たむし)の古名。〈和名抄〉
せん‐そう【銭瘡】
⇒ぜにがさ
そう【瘡】
[音]ソウ(サウ)(漢) [訓]かさ 1 できもの。かさ。「凍瘡・痘瘡・疱瘡(ほうそう)」 2 切りきず。「瘡痕・瘡瘢(そうはん)」
てん‐ぽうそう【天疱瘡】
全身の皮膚に多数の水疱(すいほう)ができ、治りにくい病気。皮膚細胞に対して自己抗体ができる自己免疫疾患。指定難病の一つ。
とう‐がさ【唐瘡】
《唐人が伝えた病気の意》梅毒(ばいどく)。〈日葡〉
とう‐そう【凍瘡】
冷たい空気に長時間さらしたために皮膚の血行障害が起こり、手足・耳などの皮膚が赤紫色にはれる症状。しもやけ。
とう‐そう【痘瘡】
痘瘡ウイルスの感染によって起こる悪性の伝染病。高熱と全身に小水疱(すいほう)とが出て死亡することが多く、治ってもあばたが残る。感染症予防法の1類感染症、検疫法の検疫感染症の一。WHO(世界保健機...
とく‐そう【禿瘡】
頭部に発生する皮膚病。ところどころに円形をした紅色の斑点を生じ、時にはそこの毛髪が抜け落ちる。ケルスス禿瘡。
なつ‐ぶし【夏沸瘡】
夏、あせもが化膿して、子供の頭に発するできもの。なつぼし。なつむし。《季 夏》
はしり‐くさ【走り瘡】
丹毒のこと。〈日葡〉