かんたい‐ほっさ【間代発作】
癲癇(てんかん)の全般発作の一つ。意識を失い、全身または一部の筋肉が律動的に攣縮(れんしゅく)を繰り返す。
かん‐てき
1 (京阪地方で)七輪(しちりん)のこと。 2 癇癪(かんしゃく)。また、癇癪持ち。「わしも—起こして其の烟草入れを引き破らうとしたけれど」〈洒・南遊記〉
かん‐もち【癇持(ち)】
「癇癪(かんしゃく)持ち」に同じ。
きょうちょくかんたい‐ほっさ【強直間代発作】
癲癇(てんかん)の全般発作の一つ。意識を失い、全身が硬直する強直発作に続いて、がくがくと痙攣(けいれん)する間代発作が起こる。大発作。
きょうちょく‐ほっさ【強直発作】
癲癇(てんかん)の全般発作の一つ。意識を失い、手足・体幹あるいは全身が硬直した状態になる。
きょう‐ふう【驚風】
漢方で、小児のひきつけを起こす病気の称。癲癇(てんかん)の一型や髄膜炎の類。
きょくざいかんれん‐てんかん【局在関連癲癇】
⇒部分癲癇
けっしん‐ほっさ【欠神発作】
癲癇(てんかん)の全般発作の一つ。突然意識がなくなり、体の動きが止まるが、数秒から数十秒で回復する。小発作。
こう‐けい【咬痙】
口を開こうとすると口の筋肉が痙攣(けいれん)して、歯を食いしばるような状態になる症状。破傷風の初期にみられ、ヒステリー・癲癇(てんかん)などでも現れることがある。牙関緊急(がかんきんきゅう)。
こ‐にく・い【小憎い】
[形][文]こにく・し[ク]癇(かん)にさわって憎らしい。「定めし昨夜平様と手を引き合うてござんせう。—・いことや」〈浄・氷の朔日〉