なん‐くせ【難癖】
非難すべき点。悪いところ。
ね‐ぐせ【寝癖】
1 寝ている間についた髪の毛のくせ。「—のついた髪」 2 寝ている間に、からだを動かしたりするようなくせ。「—が悪い」 3 子供が寝つくときにぐずったりするくせ。
ひと‐くせ【一癖】
1 一つの癖。ちょっとした癖。 2 普通の人とはどこか違っていて扱いにくい性格。「—ありげな人物」
びょう‐へき【病癖】
病的なくせ。身についてなおらない悪いくせ。
ふで‐くせ【筆癖】
文字の書き方に癖のあること。文章や絵をかくとき、その文体や画法に独特な癖のあること。また、その癖。
へき【癖】
かたよった好みや習性。くせ。「放言の—がある」「煙霞(えんか)の—」
へき【癖】
[常用漢字] [音]ヘキ(漢) [訓]くせ 〈ヘキ〉かたよった習性。くせ。「悪癖・奇癖・潔癖・酒癖・習癖・書癖・性癖・盗癖・病癖」 〈くせ(ぐせ)〉「口癖・酒癖・手癖・難癖(なんくせ)」
まけ‐ぐせ【負け癖】
勝負事で、負けることが習慣になってしまうこと。「—がつく」
め‐くせ【目癖】
くせのある目つき。「嵯峨の院はいかに—つい給へる帝ぞは」〈宇津保・国譲下〉
よみ‐くせ【読(み)癖】
1 習慣になった、普通とは異なる一種特別な漢字の読み方。「南殿」を「なでん」、「春宮」を「とうぐう」、「消耗(しょうこう)」を「しょうもう」と読む類。 2 その人特有の読み方の癖。