そぼ・る【戯る】
[動ラ下二] 1 ふざける。はしゃぐ。「うち—・れたるは、さる方にをかしく罪ゆるされたり」〈源・常夏〉 2 しゃれる。気取る。「今の世の上手におはすれど、あまり—・れて癖ぞ添ひためる」〈源・梅枝〉
そらっ‐とぼ・ける【空っ惚ける】
[動カ下一]「そらとぼける」に同じ。「あら待ってた癖に—・けて」〈漱石・虞美人草〉
た・める【矯める/揉める/撓める】
[動マ下一][文]た・む[マ下二] 1 曲がっているものを伸ばしたり、まっすぐなものを曲げたりして、形を整える。また、曲げて、ある形をつくる。「籤(ひご)を—・める」「—・めて枝ぶりをよくする」...
たわ【撓】
[形動][文][ナリ]「たわわ」に同じ。「一歳柿などはすでに枝も—に実っている」〈蘆花・思出の記〉 [名] 1 山の尾根のくぼんで低くなった所。山の鞍部(あんぶ)。たおり。「山の—より御船を...
たん‐れい【淡麗】
日本酒の口当たりが、さっぱりとしていて癖がないこと。糖度と酸味の低いものにいう。「—辛口」→濃醇(のうじゅん)
だり‐むく・る
[動ラ四] 1 すっかり酔ってだらしがなくなる。「どこの亭主もてんでんに—・るから」〈滑・四十八癖〉 2 失敗する。しくじる。「酒と博奕(ばくち)で—・り」〈伎・覗機関〉
だり‐むく・れる
[動ラ下一]「だりむくる1」に同じ。「—・れ切って呂律(ろれつ)も回らねえ癖に」〈滑・浮世風呂・二〉
ちょう‐じ【懲治】
[名](スル)こらしめて悪癖を直すこと。こらしめて心を改めさせること。
ちょく‐もう【直毛】
真っすぐで癖のない毛。
つう‐ゆう【通有】
[名・形動]同類のものに共通して備わっていること。また、そのさま。「若者に—な(の)性癖」