いんようごぎょう‐せつ【陰陽五行説】
中国の戦国時代に発生した陰陽説と五行説とが漢代に結びついて一体化した説。五行の木・火は陽、金・水は陰、土はその中間であるとし、これらの消長を観察することによって、天地の変異、人間界の吉凶など万象...
イーエス‐さいぼう【ES細胞】
《embryonic stem cell》万能細胞の一種。さまざまな異なる細胞に分化し、増殖する能力を持つ、発生初期の胚由来の細胞。受精卵の一段階である胚盤胞から取り出した内部細胞塊から樹立され...
イー‐エフ‐エス‐エム【EFSM】
《European Financial Stability Mechanism》EU加盟国に対する緊急融資制度。2010年にギリシャ財政危機が発生した際、他のEU諸国への波及に備えて、EFSF(...
イー‐エム‐アイ【EMI】
《electromagnetic interference》電子機器やシステムが発生する電磁波が原因で生じる、機器の誤作動などの不具合。電磁波障害。電磁波妨害。電磁障害。電磁妨害。→IEC
イーがたかんえん‐ウイルス【E型肝炎ウイルス】
E型肝炎の原因となる肝炎ウイルス。RNAをゲノムとするRNAウイルス。水や食物を介して経口感染する。感染は一過性で慢性肝炎には移行しないが、重症化することがある。主な流行地は東南アジア、北部・中...
イータス‐モデル【ETASモデル】
《epidemic-type aftershock sequence model》1980年代に開発された、地震活動の標準モデル。地震の活動変化の中から、統計学的に異常な振る舞いを検出する。地震...
イー‐ピー‐ゼット【EPZ】
《Emergency Planning Zone》防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲。原子力施設で異常事態が発生した場合に備えて、あらかじめ、周辺住民への連絡手段の確保、屋内退避・避難等の方...
ウィグラー【wiggler】
ほぼ光速に加速した自由電子の軌道を、磁場をかけて急に曲げることで、より高いエネルギーや高強度の放射光を発生させる装置。一方、多数の磁石を並べて何回も蛇行させて放射光を発生・増幅する装置をアンジュ...
ウィルキンス‐たなごおり【ウィルキンス棚氷】
《Wilkins Ice Shelf》南極大陸の南極半島西部、アレキサンダー島とシャルコー島、ラタディー島に囲まれるウィルキンス海峡に張り出した棚氷。1929年、オーストラリアの探検家ヒューバー...
ウィントシグナル‐でんたつ【Wntシグナル伝達】
Wnt(ウィント)という糖たんぱく質が作用することで、細胞の増殖や分化を制御するシグナル伝達機構。細胞内において三つのシグナル伝達機構があり、胚発生のほか、がん幹細胞の発生・増殖に関与することが...