かつどう‐でんい【活動電位】
生物体の細胞や組織が刺激を受けたときに発生する膜電位。刺激を受けて興奮した部分が、他の部分に対して負の電位をもつことで電位差が生じ、電流が流れる。動作電位。スパイク電位。→静止電位 →生物電気
かどう‐けい【稼働系】
障害の発生に備えて冗長化されたシステムや機器において、通常時に稼働している主たる系統。障害などで停止したとき、待機系が処理を受け継ぐ。アクティブ系。ACT系。主系。現用系。
かねつしき‐タバコ【加熱式タバコ】
タバコの葉を加熱して発生したニコチンを蒸気とともに吸引する、紙巻きタバコの代用品。葉の燃焼を伴わず、煙は発生しない。非燃焼加熱式タバコ。電気加熱式タバコ。→電子タバコ
かねみゆしょう‐きゅうさいほう【カネミ油症救済法】
《「カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律」の通称》昭和43年(1968)に発生したカネミ油症事件の患者に対する支援等の施策について定めた法律。平成24年(2012)成立。
かねみゆしょう‐じけん【カネミ油症事件】
昭和43年(1968)10月に、西日本を中心に発生した、カネミ倉庫社(福岡県北九州市)製の食用米ぬか油による食中毒事件。脱臭工程で熱媒体として用いたPCBが製品に混入し、加熱によりダイオキシンの...
かび【黴】
《「牙(かび)」と同語源》有機物の上に生じる菌類またはその菌糸の集まり。糸状菌など、キノコを生じないものをさしていい、適当な温度と水分があれば無制限に成長を続け、至るところに発生する。《季 夏》...
かぶ【蕪/蕪菁】
《「かぶら(蕪)」の女房詞「おかぶ」からかという》アブラナ科の越年草。根は肥大して球形などになり、白のほか赤・黄・紫色もある。根元から出る葉はへら状。春、黄色の十字形の花を総状につける。古く中国...
かぶかしすう‐さきもの【株価指数先物】
日経平均株価やTOPIXなどの株価指数に連動する先物の総称。日本では、日経225先物やTOPIX先物などがある。取引を行う際は、取引金額に応じて証拠金を預託し、対象となる株価指数を所定の価格で取...
かぶき【歌舞伎/歌舞妓】
《天正時代の流行語で、奇抜な身なりをする意の動詞「かぶ(傾)く」の連用形から》近世初期に発生、江戸時代の文化が育てた日本固有の演劇。先行の舞踊・音楽・科白劇(かはくげき)などの諸要素を集大成した...
かぶき‐おどり【歌舞伎踊(り)】
歌舞伎発生期の女歌舞伎・若衆歌舞伎などの踊り。流行歌謡などに合わせて踊る一種のレビューで、出雲阿国(いずものおくに)が創始したという。