きんきゅう‐こうつうろ【緊急交通路】
大規模な災害が発生した際に、災害応急対策を実施するための消防・救急・警察・自衛隊などの緊急車両の通行を円滑にするため、一般の車両が通行を禁止・制限される道路。災害対策基本法に基づいて都道府県公安...
きんきゅうさいがいたいさく‐はけんたい【緊急災害対策派遣隊】
大規模自然災害の発生時に迅速な支援を行うために、国土交通省に設置された組織。平成20年(2008)発足。あらかじめ登録された国土交通省や地方運輸局などの職員からなり、災害時には直ちに派遣されて状...
きんきゅうさいがい‐たいさくほんぶ【緊急災害対策本部】
極めて激甚な災害が発生した場合に、災害応急対策を推進するために、内閣総理大臣が災害対策基本法に基づいて内閣府に設置する組織。内閣総理大臣を本部長とし、すべての国務大臣が参加する。平成23年(20...
きんきゅう‐しゅうかい【緊急集会】
衆議院の解散中に緊急の事態が発生したとき、内閣の求めによって開かれる参議院の集会。ここでとられた措置は国会の権能を代行するが、次の国会開会後10日以内に衆議院の同意を得ないと失効する。
きんきゅう‐じしんそくほう【緊急地震速報】
地震の発生直後に、各地への到達時刻や震度を予測して通知する予報・警報。気象庁がテレビ・ラジオ、携帯電話、専用端末などを通じて発表する。平成16年(2004)2月に試験運用を開始し、平成19年(2...
きんきゅう‐じたい【緊急事態】
1 すみやかな対応が必要とされる重大な事態。「—が発生する」 2 大規模な災害や騒乱などが発生して、治安上差し迫った危険が存在する状態。→緊急事態宣言
きんきゅうじたい‐おうきゅうたいさく【緊急事態応急対策】
原子力緊急事態が発生した場合に、災害の拡大を防止するために、原子力災害対策特別措置法に基づいて実施される措置。原子力緊急事態宣言の発出、災害に関する情報収集・伝達、避難勧告・指示、放射線量の測定...
きんきゅうじたいおうきゅうたいさく‐きょてんしせつ【緊急事態応急対策拠点施設】
原子力災害が発生した際に、国・都道府県・市町村および原子力事業者などの関係者が集まり、情報共有・意思統一を図りながら対策活動を推進するための拠点となる施設。平成12年(2000)、原子力災害対策...
きんきゅうじたいおう‐センター【緊急時対応センター】
原子力施設で災害が発生した場合に、政府の対策拠点となる機関。原子力緊急事態の発生時には国の原子力災害対策本部の事務局が設置される。旧原子力安全・保安院に設置されていたが、同院の廃止に伴い、原子力...
きんきゅうじたいさくしえん‐システム【緊急時対策支援システム】
原子力災害の発生時に事故の状態を迅速に把握し、解析予測をするシステム。原子力発電所内の各機器の状態を遠隔から監視し、起こり得る事故事象をあらかじめ解析した知識データベースによる状況判断とコンピュ...