ジベレリン【gibberellin】
植物ホルモンの一。生長を強く促進する作用をもつ。稲の馬鹿苗病菌から発見。農業では発芽・生育の促進のほか、種なしブドウを作るのにも利用。ギベレリン。
スプラウト【sprout】
《植物の芽、新芽、若枝の意》食用にする新芽のこと。種子にはないビタミンやミネラル、ポリフェノールが豊富に含まれるところから注目されている。古くからカイワレダイコンやモヤシなどがあるが、それ以外に...
せいぶつきせつ‐かんそく【生物季節観測】
気象庁が実施する観測の一。植物の開花日、動物の初見日・初鳴日などを記録し、季節の移り変わりやその年の天候の状況などをみるもの。全国で観測する規定種目と、その地域での指標となる選択種目とがある。昭...
せっ‐し【切枝/截枝】
樹木の枝を切りとり、切り口に新しい枝を発芽させること。
せっちゅう‐なわしろ【折衷苗代】
水苗代と畑苗代とを折衷したもの。発芽前後に湛水(たんすい)したり干したりして水量を変える方式で、均一で丈夫な苗ができ、暖地の多収穫栽培に適する。
栴檀(せんだん)は双葉(ふたば)より芳(かんば)し
白檀(びゃくだん)は発芽のころから香気を放つ。大成する人は幼少のときからすぐれているというたとえ。
ぜんよう‐たい【前葉体】
シダ植物の配偶体。胞子の発芽したもので、ふつう緑色の平たい心臓形で大きさは約1センチ、裏面に造精器と造卵器をつける。扁平体。原葉体。
たい‐せい【胎生】
1 受精した卵子が胎盤によって直接母体につながり、栄養を受けて発育し、親とほぼ同じ姿になって生まれること。単孔類を除く哺乳類にみられる発生方法。⇔卵生。→卵胎生 2 植物の種子が結実後も枝につい...
たいせい‐かじつ【胎生果実】
母樹についているうちに中の種子が発芽を始める果実。
たかさご‐ゆり【高砂百合】
ユリ科の多年草。葉は線形で、密に互生。夏、テッポウユリに似た白い花をつける。種子から容易に発芽し、観賞用。台湾の原産。