いちょう‐ば【銀杏羽】
オシドリの雄の両翼にあるイチョウの葉の形の羽。風切り羽の内側の一対が発達したもので、橙(だいだい)色。思い羽。剣羽(つるぎば)。いちょうばね。
イノケラムス【(ラテン)Inoceramus】
ジュラ紀・白亜紀に栄えた海生の二枚貝。殻表に同心円状の肋(ろく)が発達している。重要な示準化石。日本では白亜系から多産。イノセラムス。
い‐の‐しし【猪】
《「猪(い)の獣(しし)」の意で、「しし」は食肉用のけものをいう》偶蹄(ぐうてい)目イノシシ科の哺乳類。体長約1.4メートルで、首が短く、背面に黒褐色の剛毛がある。雄は犬歯が発達している。夜行性...
いら‐くさ【刺草/蕁麻】
イラクサ科の多年草。関東以西の山地に自生。高さ0.5〜1メートル。茎と葉に毒液を含むとげがあり、触れると痛い。葉は卵円形で縁にぎざぎざがある。秋、葉のわきから穂を2本ずつ出し、その上方に淡緑色の...
イリノイ【Illinois】
米国中部の州。州都スプリングフィールド。トウモロコシ・大豆・小麦などの産地。シカゴを中心に各種工業が発達。→アメリカ合衆国[補説]
いり‐はま【入(り)浜】
塩田の一。満潮面よりも低い海岸に海水を流入させて製塩する法。江戸初期から瀬戸内海で発達。⇔揚げ浜。
いわみ‐こうげん【石見高原】
島根県中西部に広がる高原。中国山地西部の脊梁(せきりょう)北側に位置する。標高300〜500メートル。江(ごう)川などの河川が谷を形成する。山間盆地が発達し、稲作が行われる。高原では、牧牛・林業...
イングランド【England】
1 英国のグレートブリテン島の中南部を占める地方。同国の政治・経済の中心地。鉄鉱石・石炭を産し工業が発達。 2 英国のこと。 [補説]「英蘭」とも書く。
いん‐せんぽう【陰旋法】
日本音楽で、半音を含む五音音階。近世の箏曲(そうきょく)・三味線などに用いられて発達。都節(みやこぶし)。陰旋。陰音階。⇔陽旋法。
インド‐てつがく【インド哲学】
インドで成立・発達した哲学・宗教思想の総称。バラモン教・ヒンズー教・仏教・ジャイナ教などの思想を中心とする哲学。現実世界を苦と見、その自覚を出発点として、哲学的思索と宗教的実践によって苦の輪廻(...