しら‐かば【白樺】
カバノキ科の落葉高木。高原・山地の日当りのよい所に生える。樹皮は白くて薄く、はがれやすい。葉は菱形または三角形。4月ごろ、暗紅色の雄花と紅緑色の雌花とが尾状につく。材は細工物に用いられる。かんば...
しらかば【白樺】
文芸雑誌。明治43年(1910)4月創刊、大正12年(1923)8月廃刊。同人は武者小路実篤・志賀直哉・里見弴(さとみとん)・有島武郎・有島生馬・長与善郎ら。
しらかば‐こ【白樺湖】
長野県茅野(ちの)市北部、蓼科山(たてしなやま)西麓にある人造湖。昭和19年(1944)灌漑(かんがい)用として作られたが、スケート場や行楽地として発展。湖岸に縄文時代の御座岩(ございわ)遺跡がある。
しらかば‐は【白樺派】
日本近代文学の一派。雑誌「白樺」によった文学者・美術家の集団をいう。人道主義・理想主義・個性尊重などを唱えて自然主義に抗し、大正期の文壇の中心的な存在となった。また、西洋美術に関心を示し、後期印...
しらかば‐ゆ【白樺油】
白樺の樹皮を蒸留して作った油。一種の芳香があり、化粧品などの原料にする。
しら‐かんば【白樺】
シラカバの別名。