はく‐がん【白雁】
カモ科の鳥。全長約70センチ。くちばしと脚が桃色、風切り羽が黒色のほかは全身白色。北アメリカ北部・シベリア北東端で繁殖する。日本にも冬鳥としてまれに渡来。
はくがん‐し【白眼視】
[名](スル)冷たい目つきで見ること。冷たく扱うこと。「世間から—される」→白眼2
はく‐ぎょ【白魚】
1 白色の魚。 2 衣魚(しみ)のこと。 3 ニゴイの別名。
はく‐ぎょく【白玉】
白色の玉。しらたま。
はくぎょく‐ろう【白玉楼】
《中国、唐の詩人李賀(りが)の臨終の時、天帝の使いが来て、「白玉楼を完成したので召してその記を書かせよ」との命を告げたという故事から》文人・墨客が死後に行くといわれる天上の宮殿。
白玉楼(はくぎょくろう)中(ちゅう)の人(ひと)となる
文人・墨客が死ぬこと。→白玉楼
はく‐ぎん【白銀】
1 銀。しろがね。また、その色。 2 降り積もった雪をたとえていう語。「—の世界」 3 江戸時代、銀を長径約10センチの平たい長円形につくって紙に包んだもの。多く贈答用にした。通用銀の三分(さん...
はくぎん‐ひ【白銀比】
線分を一点で分けるときなどに、短い部分と長い部分とが、1対2.414あるいは1対1.414となる比率。後者は、紙の規格であるA判やB判の縦横比にみられる。→黄金比
はく‐ぐん【白軍】
⇒白衛軍(はくえいぐん)
はくげい【白鯨】
《原題Moby Dick》メルビルの長編小説。1851年刊。巨大な白鯨に片足を食い切られて復讐を誓った捕鯨船船長エイハブが、白鯨との死闘の末に船もろとも海底に没するまでを描く。