しらかわ‐どの【白河殿】
京都市左京区にあった白河法皇の御所。藤原良房の山荘。のち、この地に法勝寺(ほっしょうじ)が建てられた。
しらかわ‐の‐せき【白河の関】
福島県白河市にあった古代の関所。勿来(なこそ)の関・念珠ヶ関(ねずがせき)とともに奥州三関の一。[歌枕]「都をば霞とともにたちしかど秋風ぞ吹く—」〈後拾遺・羇旅〉
しらかわ‐よふね【白川夜船/白河夜船】
《京都を見てきたふりをする者が、京の白河のことを聞かれて、川の名だと思い、夜、船で通ったから知らないと答えたという話によるという》 1 熟睡していて何も知らないこと。何も気がつかないほどよく寝入...
しらかわよふね【白河夜船】
吉本ばななの短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は、昭和63年(1988)、「海燕」誌12月号に掲載。小説集は翌年刊行。
しら‐かわらげ【白川原毛】
馬の毛色の名。川原毛のたてがみの白みを帯びているもの。しろかわらげ。
しら‐かんば【白樺】
シラカバの別名。
しら‐が【白髪】
《上代は「しらか」か》 1 色素がなくなったために白くなった髪。はくはつ。「—が増える」「若—」 2 昔、幼児の髪置きの祝いに長命を祈って用いたかぶり物。すが糸・麻苧(あさお)・真綿などで白髪の...
しらが‐あたま【白髪頭】
髪が全体に白髪となった頭。また、その人。白頭(はくとう)。
しらが‐かつら【白髪鬘】
芝居に用いる白髪のかつら。
しらが‐こぶ【白髪昆布】
とろろ昆布の一。昆布の中心の白い部分を厚く重ねて圧縮し、側面を白髪状に細く削った昆布。しらがこんぶ。