ゆくさ‐くさ【行くさ来さ】
行く時と来る時。「白菅(しらすげ)の真野の榛原(はりはら)—君こそ見らめ真野の榛原」〈万・二八一〉
ユクルーレット【Ucluelet】
カナダ、ブリティッシュコロンビア州、バンクーバー島の町。同島南西部に位置し、ユークルーレット半島によって太平洋から隔てられた天然の良港をもつ。パシフィックリム国立公園への玄関口。トフィーノとの間...
ゆ‐けつ【輸血】
[名](スル)血管内に、他の健康な人の血液あるいは血液成分を注入し、その不足を補うこと。外傷や手術で出血量の多い場合や、白血病・貧血などの血液疾患などの際に行われる。
ゆ‐げ【湯気】
温かいものから立ち上る水蒸気が空気中で冷えて白く見えるもの。「—が立つ」
ゆ‐ごい【湯鯉】
スズキ目ユゴイ科の魚。河川の中流から汽水域にかけて生息し、全長約25センチ。体は側扁し、目が大きく、銀白色で黒点が散在する。南日本から熱帯にかけて分布。静岡県伊東市の温泉の湧出する浄ノ池が北限と...
ゆすら【梅桃】
「ゆすらうめ」に同じ。《季 実=夏 花=春》「万両に—の花の白き散る/子規」
ゆすら‐うめ【梅桃/英桃/桜桃/山桜桃】
バラ科の落葉低木。高さ約3メートル。葉は互生し、倒卵形で先がとがり、縁にぎざぎざがある。4月ごろ、葉より早く、白または淡紅色の5弁花が開く。実は丸く、6月ごろ赤く熟し、食べられる。中国の原産で、...
ゆすり‐ば【強請場】
歌舞伎で、強請を演じる場面。世話狂言、特に白浪物(しらなみもの)の中で発展した。
ゆ‐ず【柚/柚子】
ミカン科の常緑低木。また、その果実。枝にとげがあり、葉は長卵形で、柄に翼がある。初夏、白い5弁花が咲き、黄色い扁球形の実を結ぶ。果皮は香気があり、調味料として用いる。中国の原産。ゆう。ゆ。《季 ...
ゆずり‐は【譲葉/交譲葉/楪】
ユズリハ科の常緑高木。本州中部以西の山林に自生。葉は長楕円形でつやがあり、裏面は白緑色で、柄は赤く、枝先に集まって互生する。雌雄異株。初夏、黄緑色の小花をつけ、実はやや丸くて藍色。庭木とし栽培さ...