ゆてき‐てんもく【油滴天目】
天目茶碗の一。黒釉(こくゆう)地に油滴に似た銀色または金白色の斑文(はんもん)が表れたもの。中国の建盞(けんさん)のものが有名。
ゆな‐ゆな
のちのちの意か。「黒かりし髪も白けぬ—は息さへ絶えて」〈万・一七四〇〉
ユニオン‐ジャック【Union Jack】
英国の国旗。長方形で、イングランドの白地に赤十字の聖ジョージ旗、スコットランドの青地にX形白十字の聖アンドルー旗、アイルランドの白地にX形赤十字の聖パトリック旗を組み合わせたもの。
ユネスコ‐エコパーク【UNESCO ecopark】
ユネスコが認定する生物圏保存地域。世界自然遺産が環境の保護を最優先とするのに対し、環境を保護しつつ、生態系と人間社会との調和を図ることに重点を置く。MAB(人間と生物圏計画)の一事業として197...
ゆ‐の‐あわ【湯の泡】
硫黄(いおう)。湯のあか。「—、白土(しらつち)また和松(ひきまつ)あり」〈肥前風土記〉
ゆのごう‐おんせん【湯郷温泉】
岡山県美作(みまさか)市にある温泉。泉質は塩化物泉。奥津温泉・湯原(ゆばら)温泉とともに美作三湯の一。平安時代、円仁が白鷺(しらさぎ)に導かれて発見したという伝説が残る。
ゆ‐ぶくろ【弓袋】
「ゆみぶくろ」に同じ。「まづ—の料にとて、白布(しろぬの)五十反送られけり」〈平家・一〉
ゆ‐まき【湯巻(き)】
1 古代・中世、貴人の入浴に奉仕する女官が、湯にぬれるのを防ぐために衣服の上から腰に巻いた裳(も)の一種。多くは白い生絹(すずし)を用い、のちには模様のあるものも用いた。いまき。 2 入浴の際に...
ゆみ‐づる【弓弦】
弓に張る糸。麻をより合わせて薬煉(くすね)を塗ったものを白弦、さらに漆を塗ったものを塗り弦という。ゆづる。
ゆ‐むし【螠】
ユムシ綱の環形動物。海底の泥砂中にU字状の穴を掘ってすむ。体長10〜30センチ。体は乳白色の円筒状で、吻(ふん)は短く、環節はないが、体表に小突起が並ぶ。タイなどの釣りの餌にする。ユムシ綱には吻...