あか‐むけ【赤剝け】
皮膚などが擦りむけて赤くなっていること。また、その部分。
あくえき‐しつ【悪液質】
癌(がん)・結核・マラリアなどの末期にみられる著しい衰弱状態。全身がやせて皮膚は生気を失い、まぶたや足にむくみが現れる。
あくせい‐こくしょくしゅ【悪性黒色腫】
メラニンをつくる色素細胞や母斑(ぼはん)を形成する細胞に生じる悪性腫瘍(しゅよう)。手足の皮膚や眼球などに黒色のほくろ・いぼ状のものができ、他の皮膚癌(ひふがん)に比べて転移が早い。メラノーマ(...
アクネ‐きん【アクネ菌】
皮膚の毛包内に生息する微生物の一。にきびや吹き出物の原因を作り出す。アクネ桿菌(かんきん)。
あさ‐ぐろ・い【浅黒い】
[形][文]あさぐろ・し[ク]薄黒い。特に、皮膚の色が少し褐色を帯びている。「日焼けした—・い肌」 [派生]あさぐろさ[名]
あざ【痣/黶】
皮膚に生じた赤や青などの斑紋の俗称。先天性のものは母斑(ぼはん)で、後天性のものは皮下出血や紫斑。
アジソン‐びょう【アジソン病】
副腎皮質ホルモンの不足によって起こる病気。皮膚が黒ずみ、疲労感、体重低下などが主な症状。1855年、T=アジソンが発表。慢性副腎皮質不全症。
あせ【汗】
1 皮膚の汗腺(かんせん)から分泌される液。水と、微量の食塩・尿素などからなり、皮膚の乾燥を防ぎ、また、体温の調節をする。興奮・恐怖などの精神的影響からも手のひらや足の裏などに分泌する。「—が吹...
あせ‐も【汗疹】
夏季や発熱時に、汗が十分排出されず、表皮内に残ったときに皮膚にできる小さな赤い丘疹(きゅうしん)。汗瘡(かんそう)。かんしん。あせぼ。《季 夏》「—して娘(こ)は青草のにほひかな/蛇笏」
あたまじらみ‐しょう【頭虱症】
アタマジラミが頭皮に寄生し、皮膚炎を起こす感染症。12歳以下の児童に多く、頭部の接触やタオル・帽子・ブラシ等を介して感染する。多くは無症状だが、吸血部にかゆみを訴えることがある。