かにわ【樺/桜皮】
シラカバの古名か。この木の皮を刀や弓の柄に巻いたり、舟や器物に巻いたという。「—巻き作れる舟に」〈万・九四二〉
か‐ひ【果皮】
1 果実で、ふつう種子を包む部分。外果皮・中果皮・内果皮が区別されるものがある。 2 果実の表面を覆う外皮。
か‐ひ【痂皮】
かさぶた。
から‐かわ【唐皮/唐革】
1 虎(とら)の毛皮。敷皮・尻鞘(しりざや)などに用いる。 2 虎の毛皮で威(おど)した平家重代の鎧(よろい)。「重代の鎧—といふ着背長(きせなが)をば、唐櫃(からびつ)にいれて」〈平家・五〉 ...
から‐かわ【辛皮】
サンショウの、若い小枝の皮。香辛料・薬用にする。
かわ【皮】
1 動植物の肉・身を包んでいる外側の膜。表皮。「みかんの—をむく」「鮫(さめ)の—」「魚の—をはぐ」 2 物の表面にあって、中身を覆ったり包んだりしているもの。「饅頭(まんじゅう)の—」 3 物...
かんえん‐ぴ【乾塩皮】
なまの獣皮を、保存と輸送の便のために、塩漬けにして乾かしたもの。
かんかく‐じょうひ【感覚上皮】
感覚細胞を含む上皮。目の網膜や鼻腔の粘膜など。
かん‐ぴ【乾皮】
乾燥させた獣皮。
がい‐かひ【外果皮】
種子植物の心皮が発達してできた果皮のうち、いちばん外側の層。桃では毛があり、リンゴでは赤、ミカンでは橙色(だいだいいろ)をしている部分。