ぼ‐はん【母斑】
皮膚の一部に生じる色や形の異常。胎生期の皮膚形成過程で生じ、生涯のさまざまな時期に現れる。あざ・ほくろの多くが含まれる。
ぼんたん‐づけ【文旦漬(け)】
ザボンの果皮の砂糖漬。鹿児島県の郷土菓子。
ボンデージ‐ファッション【bondage fashion】
からだを締めつけるコルセットや、からだにぴったりした皮革・ビニール製などの服。また、その服を着ること。
ボンバー‐ジャケット【bomber jacket】
《bomberは、爆撃機の意》米軍の航空機の乗務員に支給された皮革製の上着。また、それをまねたデザインのもの。丈夫で保温性に富む。
ポリープ【polyp】
1 ⇒ポリプ 2 皮膚や粘膜の表面に、キノコ状に盛り上がるはれもの。米粒大から親指大で、球・楕円・卵形など。炎症性と良性腫瘍(しゅよう)性とがあり、まれに悪性腫瘍に変化する。茸腫(きのこしゅ)。
ポルフィリン‐しょう【ポルフィリン症】
赤血球に含まれるヘムを合成するために必要な酵素が欠損しているため、中間代謝物のポルフィリンが骨髄・肝臓・血液・皮膚などに蓄積し、光過敏症や精神症状を引き起こす病気。欠損する酵素の種類によって症状...
まい‐はだ【槙肌/槙皮】
《「まきはだ」の音変化》ヒノキやコウヤマキの甘皮を砕いて繊維としたもの。舟や桶などの水漏れを防ぐために、材の合わせ目や継ぎ目に詰め込む。のみ。のめ。
マイボーム‐せん【マイボーム腺】
《Meibomian gland》まぶたの縁にある分泌腺。皮脂を分泌し、角膜の乾燥を防ぐ。マイボーム腺の機能低下はドライアイの原因の一つとされる。瞼板腺(けんばんせん)。
前(まえ)を跋(ふ)み後(うし)ろに𤴡(つまず)く
《韓愈「進学解」から》老いた狼が前へ進めば、のどの下に垂れた皮肉(かわにく)を踏みつけ、後ろに退けば、尾につまずく。進退ともに窮し、自由にならないことのたとえ。
ま‐かじ【真楫】
左右にそろった艪(ろ)。一説に、艪の美称。「桜皮(かには)巻き作れる舟に—貫き」〈万・九四二〉