レビー‐しょうたい【レビー小体】
神経細胞に生じる特殊なたんぱく質。脳幹や大脳皮質に蓄積すると、神経の伝達が阻害され、パーキンソン病や認知症などの症状を引き起こす。名称は、発見者であるドイツ生まれの米国の神経学者フレデリック・レ...
レビーしょうたいがた‐にんちしょう【レビー小体型認知症】
認知症のうち、大脳皮質の神経細胞にレビー小体と呼ばれる構造物ができることで起こるもの。物忘れのほかに幻覚症状がある。また、手足がこわばり、運動障害が生じるパーキンソン病に似た症状を伴う。びまん性...
レビーしょうたい‐びょう【レビー小体病】
中枢神経系や自律神経系にレビー小体が多く集まることによって起こる神経変性疾患の総称。シャイ・ドレーガー症候群、パーキンソン病、レビー小体型認知症などが含まれる。 [補説]レビー小体が自律神経系に...
レプタイル‐バッグ【reptile bag】
蛇・トカゲ・ワニなどの皮革で作られたバッグの総称。
レプトスピラ‐びょう【レプトスピラ病】
病原性をもつレプトスピラが感染して起こる病気。ネズミなどの保菌動物の尿で汚染された水や土壌から経皮的・経口的に感染する。動物由来感染症の一つ。菌の血清型の違いによりいくつかの種類がある。軽症の場...
レモン‐ゆ【レモン油】
レモンの果皮から採った精油。食品・化粧品などの香料に使われる。
れんごう‐や【連合野】
大脳皮質のうち、感覚野や運動野を除いた領域。人間では広い部分を占め、認知・判断・記憶・言語や緻密な運動など高度な機能を統合するとされる。前頭連合野・頭頂連合野・側頭連合野などに分けられる。連合領。
ロイスディーツ‐しょうこうぐん【ロイス・ディーツ症候群】
TGFBR(形質転換成長因子β受容体)の遺伝子の異常によって引き起こされる全身性の結合組織疾患。動脈系血管の動脈瘤・解離・蛇行のほか、顔貌・骨格・皮膚に特徴的な症状が現れる。LDS(Loeys-...
ろう‐こう【瘻孔】
皮膚・粘膜や臓器の組織に、炎症などによって生じた管状の穴。体内で連絡するものと、体表に開口するものとがある。胃瘻・腸瘻・痔瘻(じろう)など。胃・腸・膀胱(ぼうこう)などに、栄養補給や排出のため人...
ろうじんせい‐かんぴしょう【老人性乾皮症】
加齢にともなって皮脂や汗の分泌が減少し、角層の水分保持機能が低下することにより、皮膚が乾燥した状態。皮膚に浅い亀裂や白いふけのような鱗屑が生じ、かゆみを伴う。