風(かぜ)が吹(ふ)けば桶屋(おけや)が儲(もう)かる
意外なところに影響が出ること、また、あてにならない期待をすることのたとえ。風が吹くと土ぼこりがたって目に入り盲人が増える。盲人は三味線で生計を立てようとするから、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増...
カタル【(オランダ)catarrhe/(ドイツ)Katarrh】
粘膜の滲出(しんしゅつ)性炎症。粘液の分泌が盛んになり、上皮の剝離(はくり)、充血などもみられる。 [補説]「加答児」とも書く。
かち‐ぐり【搗ち栗/勝ち栗】
クリの実を干して臼で軽くつき、殻と渋皮を取り去ったもの。「かち」が「勝ち」と同音であるところから、出陣・祝勝に用いられた。正月の祝儀などに用いる。
かっ‐か【核果】
果実の外果皮が薄く、中果皮は多肉質で水分が多く、内果皮は硬く木質になるもの。桃・梅・桜など。石果。
かっ‐さ【刮痧】
中国の民間療法の一。水牛の角・石などでできた専用の板や陶製のさじなどで、皮膚を刺激して新陳代謝を促進する。日本では近年、美容法として広まっている。 [補説]「活沙」とも当てて書く。
かっちゅう‐ぎょ【甲冑魚】
古生代に存在した硬く厚い外骨格をもつ魚類。翼甲類(よくこうるい)と板皮類(ばんぴるい)のこと。かぶとうお。
かっぺん【褐変】
食品が、調理・加工・保存により褐色になること。皮をむいたリンゴやゴボウの切り口などに見られる酵素的褐変と、加熱などによる非酵素的褐変(メイラード反応)がある。
かつら‐はるだんじ【桂春団治】
上方の落語家。 1 (初世)[1878〜1934]大阪の生まれ。本名、皮田藤吉。のち岩井姓。独特の芸風と、奇行にみちた実生活で人気があった。 2 (3世)[1930〜2016]大阪の生まれ。本...
かつら‐むき【桂剝き】
大根・キュウリなどを長めの輪切りにして、皮をむくように薄く長く帯状に切ること。
かつ‐れい【割礼】
陰茎包皮または陰核を切開、その一部を切り取る風習・儀礼。古来、諸種族に広く行われたが、今日でもユダヤ教徒・アラビア・アフリカの諸部族間に残る。宗教的には、清め・奉献・契約の印・成人の証明などの意...