くろ‐ごま【黒胡麻】
1 ゴマの品種の一。種皮が黒色のゴマ。 2 《形が1に似ているところから》読点「ヽ」のこと。くろごま点。
くろ‐ごめ【黒米】
1 精白してない米。玄米。 2 種皮にアントシアニンが含まれるため、黒紫色をなす米。紫黒米(しこくまい)。紫米(むらさきまい)。
くろ‐ずみ【黒ずみ】
黒みを帯びること。また、黒くなった状態。「銀製品の—」「皮膚の—」
くろ‐てん【黒貂】
イタチ科の哺乳類。テンの仲間で、毛色はふつう黒褐色。シベリア・北海道に分布。光沢のある毛皮は最高級品とされる。セーブル。
くろ‐ぶどう【黒葡萄】
1 果皮が黒紫色のブドウ。特に、赤葡萄酒の醸造に用いられるものについていう。→白葡萄 2 エビヅルまたはヤマブドウの別名。
くろ‐べ【黒檜】
ヒノキ科の常緑高木。日本特産で、本州・四国の深山に自生。樹皮は赤褐色でつやがある。葉はうろこ状。5月ごろ、藍色の雄花と雌花とをつけ、球果は黄褐色に熟す。材は建築・器具用。ねずこ。ごろうひば。くろ...
くろ‐まつ【黒松】
マツ科の常緑高木。東北から九州の海岸近くに生え、樹皮は黒褐色で、亀甲状の裂け目がある。葉は2枚ずつ対につき、針状で堅い。4月ごろ、雌花と雄花とをつける。材は建築や土木に、樹脂は燃料や香料に用いら...
くろ‐まめ【黒豆/烏豆】
ダイズの一種で、豆の外皮が黒いもの。正月料理の煮豆や和菓子の材料に、また不祝儀のおこわに入れる。《季 秋》
クロム‐なめし【クロム鞣】
クロム明礬(みょうばん)・二クロム酸カリウムなどクロム化合物の水溶液に獣皮をなめすこと。
クロム‐みょうばん【クロム明礬】
硫酸カリウムと硫酸クロムとの複塩。一般にカリウムクロム明礬KCr(SO4)2・12H2Oをさす。紫色の正八面体の結晶。媒染剤・皮なめし・めっきなどに用いる。