いちふさ‐やま【市房山】
熊本県南東部・宮崎県西部の県境にある山。九州山地の高峰の一。標高1721メートル。熊本県側に流れる球磨(くま)川と宮崎県側に流れる一ツ瀬川の源流。山頂から人吉盆地・霧島山を眺望できる。また、山頂...
いちょう【銀杏/公孫樹/鴨脚樹】
1 イチョウ科の裸子植物。一科一種。落葉高木で、高さ約30メートルに達する。葉は扇形で中央に裂け目があり、秋に黄葉する。雌雄異株。春、葉の付け根に、尾のような雄花、柄のある2個の胚珠(はいしゅ)...
いっぷく‐がけ【一幅掛(け)】
床の間に掛け物を一幅掛け、その下に盆石などを一つ添えて飾ること。
いといがわしずおか‐こうぞうせん【糸魚川静岡構造線】
本州の中央部をほぼ南北に横切る大断層。糸魚川市から松本盆地・甲府盆地の西を通って静岡市付近へ達する。フォッサマグナの西縁をなし、東北日本と西南日本の境目。新第三紀末に完成。
いと‐まき【糸巻(き)】
1 糸を巻いておくこと。また、そのための道具。 2 釣り糸を巻き収める道具。 3 三味線などの弦楽器の棹(さお)の上部にある、糸を巻きつけるねじ。転手(てんじゅ)。 4 江戸時代、女性の髪の結い...
いな【伊那】
長野県南東部の市。伊那盆地北部の中心地。電子部品・精密機械などの工業が盛ん。米作や花卉(かき)栽培も行われる。平成18年(2006)3月、高遠町・長谷村と合併。人口7.1万(2010)。
いな‐ぶし【伊那節】
長野県伊那地方の民謡。祝儀歌・盆踊り歌としてうたわれ、古くは御嶽山(おんたけさん)節といわれた。「天竜下ればしぶきに濡れる」は大正5年(1916)の新作歌詞。
いな‐ぼんち【伊那盆地】
長野県南部、天竜川に沿って南北に細長く伸びる盆地。古くから養蚕地帯として知られる。伊那谷。
いなわしろ‐ぼんち【猪苗代盆地】
福島県中部にある盆地。中央部に猪苗代湖がある。会津盆地などと並ぶ県内の米の主産地。会津地方と中通りを結ぶ交通の要所。
いぶき【伊吹】
ヒノキ科の常緑小高木。東北地方南部から南の山地に自生。樹皮は赤褐色で縦に裂ける。枝の下部の葉は針状であるが、先の方はうろこ状。雌雄異株。4月ごろ、楕円形の雄花、紫緑色で球状の雌花をつける。生け垣...