かい‐とう【怪盗】
変幻自在に出没して、正体のつかめない盗賊。
か‐やく【加役】
1 本職以外に臨時につとめる役。また、その人。 2 律令制で、正規の夫役(ぶやく)のほかに追加された臨時の夫役。 3 江戸時代、火付盗賊改(ひつけとうぞくあらため)の俗称。 4 歌舞伎で、自分の...
か‐りょう【科料】
1 刑法の規定する主刑の一。軽微な犯罪に科する財産刑で、刑の序列としては罰金より軽い。とがりょう。 2 罪科を償うために出す金品。「盗賊(どろぼう)の噺(はなし)をする奴にゃ—を出させるぞ」〈滑...
かん‐とう【奸盗/姦盗】
たちの悪い盗賊。「其性—を為すの才あり」〈織田訳・花柳春話〉
きょう‐とう【侠盗】
金持ちから盗んだ金品を貧乏人に与えたりする、義侠心のある盗賊。義賊。
きょ‐ぞく【巨賊】
多くの手下をもつ強力な盗賊。
きんもんごさんのきり【金門五山桐】
歌舞伎狂言。時代物。5幕。初世並木五瓶(なみきごへい)作。安永7年(1778)大坂角(かど)の芝居初演。盗賊石川五右衛門の話を脚色したもので、南禅寺山門の場がよく上演される。楼門(さんもん)五三桐。
ぎ‐ぞく【義賊】
金持ちから金品を盗み、それを貧民に分け与える、義侠心(ぎきょうしん)のある盗賊。
ぎ‐づよ・い【義強い】
[形][文]ぎづよ・し[ク]義理がたい。信義を重んじる心が強い。「駄右衛門どのは盗賊でも—・いお人と聞く故に」〈伎・青砥稿〉
くせ‐もの【曲者/癖者】
1 盗賊などの怪しい者。「—が忍び込む」 2 ひと癖あって、したたかな人物。「ああみえて彼はなかなかの—だ」「—ぞろい」 3 表面には現れていない何かがありそうで、油断できないこと。「話のうます...