まむろがわ‐おんど【真室川音頭】
山形県の民謡。真室川町付近の酒盛り歌。明治末期から大正にかけて北海道・樺太方面で流行したナット節が、昭和の初めごろに真室川に入り変化したもの。
まり【鋺/椀】
昔、水や酒などを盛った円い形の器。もい。「面を隠す大—に、そのすすむる酒を盛りき」〈記・下〉
みず‐あそび【水遊び】
1 海・湖・川などの水に入って遊ぶこと。また、子供などが、水を使って遊ぶこと。《季 夏》「街の子や雨後の溜りの—/友二」 2 遊女を揚げて遊ぶこと。「この美君をながめまゐらせ…、—の上盛り」〈浮...
みず‐こし【水漉し】
1 「水嚢(すいのう)」に同じ。 2 桶などの底に砂を盛り、あるいは布を張って水を濾過(ろか)する器。 3 茶道で、ひしゃくの底に晒(さら)しを張って水を漉すもの。
みず‐じゃく【水尺】
出水の高さを測るため、目盛りを刻んで水中に立てておく標柱。みずぐい。
みつの‐かしわ【三角柏】
《「みつのがしわ」「みづのかしわ」とも》 1 神に供物をするときや豊明(とよのあかり)の節会(せちえ)のときに、酒や飯を盛り入れる木の葉。葉の先が三つあるいは五つに裂けたものでカクレミノの葉とも...
みつ‐もの【三つ物】
1 武具で、鎧(よろい)の胴・袖・兜(かぶと)の称。 2 騎射で、流鏑馬(やぶさめ)・笠懸(かさがけ)・犬追物(いぬおうもの)の称。後世、流鏑馬の代わりに歩射(ぶしゃ)を加えた。 3 連歌・俳諧...
み‐の‐とき【巳の時】
1 「巳の刻1」に同じ。 2 「巳の刻2」に同じ。「いまだ—とぞ見えし白星の兜(かぶと)」〈盛衰記・一五〉 3 《1が1日の半ばになろうとする時刻であるところから》物事の盛りのころ。「北条家弓矢...
み‐ばえ【見映え/見栄え】
見た感じがよいこと。外観がよく見えること。「—のする衣装」「—のいい盛りつけ」
みまそ‐が・り【在そがり/坐そがり】
[動ラ変]《「いまそがり」の音変化か。「みまそかり」とも》「在る」「居る」の尊敬語。いらっしゃる。「おほきおとどの栄華の盛りに—・りて」〈伊勢・一〇一〉