そう‐よこめ【総横目】
戦国時代、大名家の職名。武将たちの行動を監察した役人の長。
だい‐しくう【大司空】
古代中国の官名。周代には冬官の長として土木工作をつかさどった。漢代に監察を任とした御史大夫を改称し、大司馬・大司徒とともに三公と称した。後漢以降は司空という。
ちんぶ‐し【鎮撫使】
天平3年(731)諸道に置かれた臨時の官。諸国の治安の巡察、国司・郡司の監察などを任務とした。
とさつ‐いん【都察院】
中国、明・清時代の監察機関。明の洪武帝(朱元璋)が御史台を改編して設置。百官の非違糾弾、行政の監察をつかさどった。
どくりつこうぶんしょ‐かんりかん【独立公文書管理監】
特定秘密保護法に基づく秘密指定の乱用防止を目的として内閣府に設置された監視機関。特定秘密の指定・解除や特定秘密を記録した文書ファイルの管理などが適正に行われているか検証・監察する。
むきりょく‐ずもう【無気力相撲】
敢闘精神に欠ける相撲。本場所で監察委員会がチェックし、故意の場合は懲罰を科せられる。
め‐つけ【目付】
1 室町時代以降の武家の職名。室町初期、侍所(さむらいどころ)の所司代の被官として置かれ、戦国期には戦陣の監察や敵の内情を探るのに当たった。江戸時代、幕府では若年寄に属し、旗本・御家人の監察など...
よこ‐めつけ【横目付】
室町時代から安土桃山時代にかけての武家の職名。将士の行動の監察や論功行賞などをつかさどった。よこめ。→目付