がんきゅう‐しんとう【眼球振盪】
眼球が無意識に律動的に動く現象。急速力で動いている物体を眺めたときなどに起こる生理的眼振と、脳や神経などの病変のために起こる病的眼振とがある。ニスタグムス。眼振。
げき‐とう【激盪】
[名](スル)はげしくゆれること。また、はげしく動かすこと。「谿急に激折して、水之が為に鼓怒し、咆哮し、噴薄—して、奔馬の乱れ競うが如し」〈紅葉・金色夜叉〉
しんぞう‐しんとう【心臓震盪/心臓震蕩】
野球ボールが胸に当たるなどの胸部に受けた打撲がもとで、重度の不整脈である心室細動が起こった状態。若年者に多く、健康な子供でも起こる。治療は、自動体外式除細動器(AED)などを使用して除細動処置を...
しん‐とう【震蕩/震盪/振盪】
[名](スル)激しく振り動かすこと。また、揺れ動くこと。「怒りに全身を—させる」「脳—」
のう‐しんとう【脳震盪/脳振盪】
頭部に衝撃を受けた後に起こる一過性の脳機能障害。医学的には、意識消失が6時間未満で、脳の器質的損傷を示す症状がない状態をいう。→セカンドインパクト症候群 [補説]健忘・混乱・ふらつき・頭痛・吐き...