目頭(めがしら)を押(お)さ・える
目頭からこぼれ出ようとする涙を指で押さえてとどめようとする。「—・えながら葬列に加わる」
目頭(めがしら)を拭(ぬぐ)・う
涙をふく。「ハンカチでそっと—・う」
目(め)が死(し)んで◦いる
生気のない目をしている。うつろな目つきである。
目(め)が据(す)わ・る
酔ったり怒ったりして、瞳(ひとみ)がじっと一点を見つめたまま動かなくなる。「悪酔いして—・る」 [補説]「目が座る」と書くのは誤り。
目(め)が高(たか)・い
よいものを見分ける能力をもっている。「これをお選びになるとは—・い」
目(め)が近(ちか)・い
近視である。
目(め)が散(ち)・る
心が落ち着かず、視線がいろいろなものに向く。「—・って一つに決まらない」
目(め)が点(てん)にな・る
《漫画で、目を点のように描いて驚きの表情をあらわすことから》びっくりする。驚く。「いきなり裸になられて—・る」
目(め)が◦出(で)る
1 「目玉が飛び出る」に同じ。 2 《賽(さい)のよい目が出る意から》幸運が巡ってくる。芽が出る。「努力しているのに—◦出ない」
目(め)が遠(とお)・い
遠視である。