まつ‐ばめ【松羽目】
《松を描いた羽目板の意》歌舞伎の大道具の一。能舞台を模して、正面に老松、左右の袖に竹を描いた羽目板模様の張り物。
まつり‐の‐じもく【祭の除目】
臨時の除目の一。賀茂祭の際、供奉(ぐぶ)官を任ずるもの。
まもり‐め【守り目】
世話をしたり、守ったりする役目。また、その人。「—添へなど、ことごとしくし給ひける程に」〈源・蜻蛉〉
まん‐もく【満目】
見わたすかぎり。目に見えるかぎり。「二百十日の風と雨と烟は—の草を埋め尽くして」〈漱石・二百十日〉
ミシン‐め【ミシン目】
1 布などをミシンで縫った糸の目。縫い目。 2 切り離しやすいように、紙に入れた連続した小穴。「—を入れる」 3 (比喩的に)一体であったものが、いくつかに割れる徴候。分裂の可能性。「党内に—が走る」
みた‐め【見た目】
外から見たようす・感じ。「—には美しい」
みつ‐め【三つ目】
1 目が三つあること。また、そのもの。 2 婚礼・誕生から3日目にあたること。また、その祝い。三つ目の祝い。 3 穴が三つあること。また、そのもの。「—のかぶら矢鳴りやむ事なく」〈盛衰記・一三〉
み‐め【見目/眉目】
1 顔立ち。容貌(ようぼう)。 2 見た感じ。「鷺(さぎ)はいと—も見苦し」〈枕・四一〉 3 面目。ほまれ。「いかに若いとて二人の子の親。結構なばかり—ではない」〈浄・天の網島〉
みょう‐もく【名目】
1 「めいもく(名目)」に同じ。「—こそ大学ですけれども」〈魯庵・社会百面相〉 2 習慣などによる読み癖。「射礼」を「じゃらい」、「笏」を「シャク」などと読む類。名目読み。
みる‐め【見る目】
1 見たようす。見た感じ。「—も鮮やかな色」 2 他人の目。他人のおもわく。「人の—が気になる」 3 物事の真偽・優劣を見分ける力。眼力(がんりき)。眼識。「人を—がない」 4 見ること。会うこ...