がら【柄】
[名] 1 からだつき。体格。「—が大きい」 2 その人に本来そなわっている品位・性格。「人のことを言える—ではない」「—が悪い」「—に合わない」 3 布・織物などの模様。「はでな—」 [接...
き‐ゆ【覬覦】
[名](スル)身分不相応なことをうかがい望むこと。「鴃舌(げきぜつ)の蛮夷(ばんい)神州を—しに来たかと疑猜(うたが)い憤りて」〈露伴・寝耳鉄砲〉
くぎょう‐の‐ざ【公卿の座】
儀式や集会の際に設けられる公卿の地位相応の座所。また、寝殿造りで貴人用に設けてある部屋。「新大納言成親卿をば—へ出し奉り」〈平家・二〉
けいど‐にんちしょうがい【軽度認知障害】
記憶力が年齢相応以上に低下し、物忘れがひどくなったという自覚があるが、それ以外に認知機能の障害はみられず、日常生活に大きな支障のない状態。認知症になる可能性が高いとされるが、早期に治療を始めるこ...
桂馬(けいま)の高上(たかあ)がり
《将棋で、桂馬が進みすぎると歩(ふ)に取られるところから》考えないままに飛び出すと、弱いはずのものにもしてやられることのたとえ。また、不相応の高い地位につくことのたとえ。
けんやく‐れい【倹約令】
江戸時代、幕府や大名が公布した倹約強制の法令。財政の緊縮をはじめ、日常生活における分相応の節約を命じたもの。
こ【是/此】
[代]近称の指示代名詞。これ。ここ。 1 眼前の、または話題の事物をさし示す。この。「沖つ鳥胸(むな)見る時羽たたぎも—も相応(ふさ)はず」〈記・上・歌謡〉 2 話し手に近い場所をさし示す。ここ...
心(こころ)に笠(かさ)着(き)て暮(く)らせ
《笠をかぶると上が見えないところから》高望みしないで分相応に暮らせ。
乞食(こじき)が赤包(あかづつ)み
《みすぼらしい乞食がはでな赤い包みを持つ意から》不似合いなことのたとえ。また、身分不相応な物を持つことのたとえ。
乞食(こじき)が馬(うま)を貰(もら)う
身分不相応なものをもらって、始末に困るたとえ。乞食が馬を買ったよう。