嘘(うそ)を言(い)え
《嘘を言うなら勝手に言え、こちらではわかっているぞ、の意》嘘を言う相手をとがめたり、話の内容に疑義をはさんだりするときの言葉。うそを吐(つ)け。「—、君のしわざに決まっている」
うたれ‐よわ・い【打たれ弱い】
[形][文]うたれよわ・し[ク]相手からの攻撃に耐える力がない。また、気が弱く、批判・非難や逆境に耐られない。「坊ちゃん育ちで—・い」 [補説]「打たれ強い」からできた語か。
うち‐あ・う【打(ち)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに相手を打つ。「竹刀で—・う」 2 (「撃ち合う」とも書く)互いに銃砲を撃って戦う。「ギャングどうしが—・う映画」 3 互いに技をかける。「土俵際で足技を—・う」 4...
うち‐かえ・す【打(ち)返す】
[動サ五(四)] 1 打って相手のほうに戻す。打ち戻す。「好球をレフト前に—・す」 2 打たれた仕返しに、こちらからも相手を打つ。また、応戦のため発砲したり矢を放ったりする。「打たれたら—・せ」...
うち‐かか・る【打(ち)掛(か)る/打(ち)懸(か)る】
[動ラ五(四)] 1 武器などで相手に攻めかかる。勢いよく攻撃する。「竹刀を振り上げて—・る」 2 もたれかかる。また、かかりきりになる。「親方の商売ばかりに—・りて」〈浮・織留・六〉 [可能]...
うち‐か・く【打(ち)欠く】
[動カ五(四)] 1 たたいて欠き取る。「石を—・く」 2 囲碁で、相手に欠け目を作らせるために、自分の石を取らせるように打つ。
うち‐か・ける【打(ち)掛ける/打(ち)懸ける】
[動カ下一][文]うちか・く[カ下二] 1 物をひっかけて下げる。また、ひょいとのせる。「上着をいすの背に—・ける」 2 軽く腰を掛ける。ちょっともたせかける。「捨舟の端に腰—・けて瀬戸内海を眺...
うち‐かた【内方】
1 うち。家の中。「女房と母親のみは去るべきところなければ—に残り居れば」〈露伴・辻浄瑠璃〉 2 商家で、店に対して家族の生活している所。「でっちは、又—へ聞こゆる程手本読みて手習ひするは」〈浮...
うち‐か・つ【打(ち)勝つ】
[動タ五(四)] 1 ㋐「勝つ」を強めていう語。「宿敵に—・つ」 ㋑(「打ち克つ」とも書く)困難や苦しみなどを乗り越える。克服する。「誘惑に—・つ」 2 野球・テニスなどで、激しく打ちあったすえ...
内兜(うちかぶと)を見透(みす)か・す
相手の内情や弱点を見抜く。足もとを見る。「飛んだ—・されましたが」〈露伴・椀久物語〉