にじのかなた【虹の彼方】
小池真理子の恋愛小説。平成18年(2006)刊行。同年、第19回柴田錬三郎賞を受賞。
にじゅう‐しんり【二重真理】
哲学で、啓示と理性(信仰と知識)の2種類の真理が並存するというヨーロッパ中世末期の思想。
にち‐ろんりがく【二値論理学】
命題の真理値として真・偽の二値だけを想定する論理学。→多値論理学
にっかつ‐ロマンポルノ【日活ロマンポルノ】
映画会社の日活が昭和46年(1971)から昭和63年(1988)年にかけて製作した1133本の成人映画の総称。白川和子・田中真理・宮下順子・美保純などの女優を輩出。神代辰巳・崔洋一・周防正行・相...
にょ‐らい【如来】
《(梵)Tathāgataの訳》真理に到達した人。仏陀をいう。仏の十号の一。「釈迦(しゃか)—」 [補説]如(真理)より生来したもの、と解しての訳。
人間(にんげん)は万物(ばんぶつ)の尺度(しゃくど)である
古代ギリシャの哲学者プロタゴラスの言葉。個々の人間の知覚こそ、真理の基準であり、絶対的な真理は存在しないの意とされる。
ねんげ‐みしょう【拈華微笑】
仏語。釈迦が霊鷲山(りょうじゅせん)で説法した際、花をひねり大衆に示したところ、だれにもその意味がわからなかったが、ただ摩訶迦葉(まかかしょう)だけが真意を知って微笑したという故事。そこで釈迦は...
はいちゅう‐げんり【排中原理】
論理学で、思考の原理の一。相互に矛盾する二命題のうちのいずれかに真理があり、第3のものはありえないことをいう。「AはAでも非Aでもないものではない」または「AはBでも非Bでもないものではない」と...
はっけんてき‐げんり【発見的原理】
真理や事実の発見を目的として暫定的に設けられる方法・仮説。カント哲学では、経験の限界を超えて認識を拡張するのではなく、経験的認識の体系的統一をどう求めたらよいかを指示する理念をさす。規制的原理。
はんにゃ【般若】
《(梵)prajñā; (パーリ)Paññāの音写》 1 仏語。悟りを得る智慧(ちえ)。真理を把握する智慧。 2 能面の一。2本の角、大きく裂けた口をもつ鬼女の面。女性の憤怒(ふんぬ)と嫉妬(し...