さめ‐やら‐ぬ【覚め遣らぬ/醒め遣らぬ】
[連語]《動詞「さ(覚)む」の連用形+動詞「や(遣)る」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連体形》完全には覚めきっていない。「眠りから—朝まだき」
サーカディアン‐リズム【circadian rhythm】
動植物の運動や生理現象にみられる、約24時間を周期とする内因性のリズム。概日(がいじつ)リズム。→生物時計 →睡眠リズム
しみんせい‐のうえん【嗜眠性脳炎】
流行性脳炎の一。病原体はウイルスと推定され、高熱、四肢の不随意運動、嗜眠などの症状がある。近年はまれ。報告者の名からエコノモ脳炎ともいう。A型脳炎。眠り病。
しゅう‐しん【就寝】
[名](スル)眠りにつくこと。寝ること。「毎晩一〇時には—する」
しゅん‐みん【春眠】
春の夜の快い眠り。春の眠り。《季 春》「—をむさぼりて悔なかりけり/万太郎」
春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚(おぼ)えず
《孟浩然「春暁」から》春の夜はまことに眠り心地がいいので、朝が来たことにも気付かず、つい寝過ごしてしまう。
じどうきしょうそうち【自動起床装置】
辺見庸の小説。仮眠室での「起こし屋」のアルバイトを主人公に描く、眠りをテーマとした作品。平成3年(1991)発表。同年、第105回芥川賞受賞。
じょは‐すいみん【徐波睡眠】
睡眠状態で、脳波に大きくゆるやかな波が現れる深い眠り。
すい【睡】
[常用漢字] [音]スイ(漢) [訓]ねむる ねむり 眠る。眠り。「睡魔・睡眠/仮睡・午睡・昏睡(こんすい)・熟睡・半睡・微睡」 [難読]睡気(ねむけ)・微睡(まどろ)む
すい‐こ・む【吸(い)込む】
[動マ五(四)] 1 液体や気体などを、吸って中のほうまで入れる。「深く息を—・む」「地面が雨を—・む」 2 人や物を中に引き入れたり、包み込んだりする。「乗客の大半は駅前の競技場に—・まれてい...