だい‐まなこ【大眼】
額(ひたい)に目が一つだけある化け物。関東・東北では、2月8日・12月8日の夜に来るといってこの日のこと(事八日(ことようか))をもいい、目籠(めかご)を屋外に立てて追い払う行事をする。一つ目小僧。
ちか‐め【近目/近眼】
1 近視。近視眼。⇔遠目。 2 目先のことにとらわれた見方。あさはかな考え。「目の先ばかり見える—どもを相手にするな」〈鴎外・阿部一族〉
ち‐まなこ【血眼】
1 逆上して目を真っ赤にしていること。 2 他のすべてを忘れて一つの事に熱中すること。「—になって捜し回る」
ち‐め【血目/血眼】
白目の部分が充血した目。また、逆上して血走った目。ちまなこ。
ちゃく‐がん【着眼】
[名](スル)目をつけること。また、目のつけ方。着目。「非凡な—」「操作のしやすさに—した電化製品」
ちゅう‐がん【中眼】
目を半分開いている状態。半眼。「—に見開き」〈浮・永代蔵・三〉
ちょうてん‐がん【頂天眼】
金魚の一品種。中国で改良。出目金より体形は長めで、赤色をし、背びれがなく、目は上方を向く。望天魚。
つき‐め【突(き)目/突き眼】
目を突いたために起こる外傷。また、目の角膜の刺し傷から化膿菌(かのうきん)が入って起こる角膜潰瘍(かいよう)のこと。
つくり‐まなこ【作り眼】
1 わざといつもと違う目つきをすること。「臂(ひぢ)を張り、—する者にてぞあるらんと覚えたる武士七八人」〈太平記・三九〉 2 色目をつかうこと。「—して召し使ひの女などに言葉やさしくかけて」〈浮...
つり‐め【吊り目/釣り眼】
目じりがつり上がった目。上がり目。