せい‐がん【正眼】
1 正視すること。「然る後ふと—を得てさて観ずれば」〈二葉亭・浮雲〉 2 (「青眼」「晴眼」「星眼」「清眼」とも書く)剣の構え方の一。剣の先を相手の目の位置に向けて中段に構えること。
せい‐がん【青眼】
1 《晋の阮籍(げんせき)が、好感のもてる人は青眼で迎え、嫌な人は白眼で迎えたという「晋書」阮籍伝の故事から》親しい人が訪れたとき、喜んで迎える目つき。⇔白眼。 2 「正眼(せいがん)2」に同じ。
せいし‐がん【正視眼】
「正視2」に同じ。
せいはく‐がん【青白眼】
人を歓迎する目つきと人を冷遇する目つき。青眼と白眼。
せき‐がん【隻眼】
1 一つの目。片目。 2 ものを見抜く眼識。すぐれた識見。また、独自の見識。一隻眼。「我が—の爛々(らんらん)たる方万里を照らして」〈魯庵・社会百面相〉
せのめ【背の眼】
道尾秀介の長編ホラー小説。平成16年(2004)、第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、翌年刊行。
せん‐がん【扇眼】
扇のかなめ。
せん‐がん【洗眼】
[名](スル)水や薬液で目を洗うこと。「硼酸水(ほうさんすい)で—する」
せんきゅう‐がん【選球眼】
野球で、打者の選球する視覚的能力。バッティング‐アイ。
せんり‐がん【千里眼】
遠方の出来事や将来のこと、また、隠れているものなどを見通す能力。また、その能力をもつ人。