は‐すう【端数】
ある位に着目したとき、その下の位の数。切りのよい位で切った場合の、余った分。「—を切り上げる」
はんのう‐かんすう【反応関数】
1 インフレ率や需給ギャップなどの経済変数に着目し、その変化に対して、政策金利などの金融政策がどう反応するかを示す関係式。代表的なものとしてテイラー・ルールがある。中央銀行が行う金融政策の予測・...
バン‐ほう【VAN法】
《VAN method》地電流の変化に着目して地震の予知を行う方法。1980年代にギリシャの物理学者らが開発。複数の地点で地電位の変化を観測し、地震の前兆とされる特有の電気信号を捉えることにより...
ふとくてい‐ぶつ【不特定物】
具体的な取引に際して、当事者が物の個性を問題とせず、単に種類に着目して取引した物。馬10頭など。⇔特定物。
ブラックボックス‐テスト【black box test】
プログラムのテスト手法の一。内部構造ではなく、データの入出力に着目してテストを行い、要求仕様通りの機能が実現されているかを調査すること。→ホワイトボックステスト
ぶんしきどう‐ほう【分子軌道法】
分子内の電子の運動状態を、分子全体に広がった分子軌道で表せると仮定し、着目する電子の波動関数の重ね合わせによって電子の状態を近似的に求める手法。量子化学や計算化学の分野で広く用いられ、コンピュー...
ぶんし‐どけい【分子時計】
DNAの塩基配列やたんぱく質のアミノ酸配列などの分子構造が、生物の進化に伴って変異することに着目し、共通の祖先を持つ生物種が進化の過程で分岐した年代を推定したもの。→分子進化学
へん‐どうかんすう【偏導関数】
多くの変数をもつ関数を、そのうちの一つの変数に着目し、他はこの変数の関数と見なすときの、この変数に関する導関数。
ほう‐けい【法系】
1 (ハフ‐) 法律の発生・継受に着目して分けられる法の系統。ローマ法系・英米法系・大陸法系など。 2 (ホフ‐) 仏教の各宗派の系統。
ホワイトボックス‐テスト【white box test】
プログラムのテスト手法の一。内部構造に着目してテストを行い、プログラマーの意図通り、内部の整合性が実現されているかを調査すること。→ブラックボックステスト