ちゃくだ‐の‐まつりごと【着釱の政】
平安時代、陰暦5月・12月に、囚人に着釱して、検非違使(けびいし)に笞(むち)で打つまねをさせた行事。儀式化して江戸時代まで存続。
ちゃく‐だん【着弾】
[名](スル)銃砲の弾丸やミサイルなどが、ある地点まで届くこと。また、その弾丸。「目標地に—する」
ちゃく‐ち【着地】
[名](スル) 1 空中から地面に降り着くこと。着陸。「滑走路に無事—する」 2 スキーのジャンプ競技や体操競技などで、演技の最後に雪面・床面に降り立つこと。「—で体勢がくずれる」
ちゃくち‐てん【着地点】
1 航空機などが着陸する地点。 2 跳躍競技や体操競技などで、競技者が最後に降り立つ地点。 3 対立する双方の納得できる解決。妥協点。「党内反対派との—を探る」
ちゃく‐ちゃく【着着】
[副]仕事などが次々と順序よくはかどるさま。「準備が—(と)進められる」
ちゃく‐でん【着電】
[名](スル)電報・電信が到着すること。また、その電報・電信。「現地から第一報が—する」
ちゃく‐とう【着到】
[名](スル) 1 目的地に行き着くこと。到着。「引きもきらずに御—なされますので」〈谷崎・盲目物語〉 2 歌舞伎で、開幕30分前ころに、能管・太鼓・大太鼓で演奏する儀礼囃子(ぎれいばやし)。元...
ちゃくとう‐じょう【着到状】
中世、出陣命令を受けた諸将が、はせ参じた旨を記した文書。これを受け取った大将または奉行は、承認の文言と花押とを加えて返し、後日の恩賞の証拠とした。着到。
ちゃくとう‐わか【着到和歌】
人数を定め、毎日一定の場所に集まり、その日ごとの題で1首ずつ100日間和歌を詠みつぐもの。また、その和歌。鎌倉中期ごろから行われた。着到。
ちゃく‐に【着荷】
[名](スル)「着荷(ちゃっか)」に同じ。「旬(しゅん)の野菜が—する」