やくそく‐せつ【約束説】
数学や自然科学における公理・定義・原則は、明証性、経験の一般化、検証可能性のいずれかに属さないかぎりは便宜的な約束であり、説明能力があって矛盾でなければどのような形態でもよいとする説。ポアンカレ...
やしま‐くに【八洲国】
《多くの島のある国の意》日本の国の美称。大八洲(おおやしま)。「八千矛(やちほこ)の神の命(みこと)は—妻まきかねて」〈記・上・歌謡〉
や‐ほこ【八矛】
多くの矛。また、多くの棒状のもの。「田道間守(たぢまもり)常世(とこよ)に渡り—持ち参(ま)ゐ出来(こ)し時」〈万・四一一一〉
りつ【律】
[音]リツ(漢) リチ(呉) [訓]のり [学習漢字]6年 〈リツ〉 1 行動を秩序づけるためのおきて。さだめ。「律令(りつりょう)/格律・規律・軍律・法律・不文律」 2 物事の法則。「因果律...
りゅうどうせい‐の‐ジレンマ【流動性のジレンマ】
特定の国の通貨を基軸通貨とする国際通貨制度のもとでは、基軸通貨の供給と信用の維持を同時に達成できない、という矛盾。イェール大学の経済学者ロバート=トリフィンが1960年に指摘した。流動性ジレンマ...
れい‐かん【戻換】
《inversion》論理学で、定言的判断の変形による直接推理の一。ある判断から主語の矛盾概念を主語に、述語を同じくする、新しい判断を導き出す推理。例えば、「すべてのsはpである」から「ある非s...
ろ‐てい【露呈】
[名](スル)隠れていた事柄が表面に現れ出ること。また、さらけ出すこと。「矛盾が—する」「本性を—する」