ふ‐ぶん【不文】
1 文章・文字に書き表してないこと。「—の密約を交わす」→成文 2 文字を知らないこと。学問のないこと。 3 文章が下手なこと。また、その文章。 4 文化の開けていないこと。「西洋を文明とし、亜...
ふ‐もじ【不文字】
文字を知らないこと。学問がないこと。ふもんじ。「—のさしで者」〈咄・きのふはけふ・上〉
ぶりっ‐こ【ぶりっ子】
《「ぶり」は「振(ぶ)る」から》いい子ぶる、かわいい子ぶるなど、それらしい振りをする女の子。また、わかっているのに上品ぶって知らない振りをする女性。かまとと。
ペドロ‐パラモ【Pedro Páramo】
ルルフォの小説。1955年刊。顔も知らない父親、ペドロ=アラモを探してコマラの町にたどり着いた主人公が、死者の声を通じてメキシコ革命期の成り上がり者であった父親とその地に暮らした人々の歴史を知る物語。
ほお‐かぶり【頰被り/頰冠り】
[名](スル) 1 ほおを隠すように頭から手拭(てぬぐ)いなどをかぶること。ほおかむり。ほっかむり。《季 冬》「—渡舟の席の坐り沢(づや)/草田男」 2 知っていながら知らないふりをして押し通す...
ぼう‐しょく【望蜀】
《「後漢書」岑彭伝の「人足るを知らざるを苦しみ、既に隴(ろう)を平らげて、復(ま)た蜀を望む」から》一つの望みがかなうと、さらにその先を望むこと。人間の欲望には限りがなく、満足を知らないことのた...
ぼつじ‐かん【没字漢】
文字を知らない人。
まど・う【惑う】
[動ワ五(ハ四)]《上代は「まとう」》 1 どうしたらよいか判断に苦しむ。「さて何と言ったものやら、有繋(さすが)に—・ったのである」〈紅葉・多情多恨〉 2 道や方向がわからなくなる。まよう。「...
みず‐しらず【見ず知らず】
今までに会ったことがなく、まったく知らないこと。「—の人」「—の土地」
み‐ち【未知】
まだ知らないこと。また、まだ知られていないこと。「—へのあこがれ」「—の分野」⇔既知。