せけん‐ち【世間知/世間智】
1 処世に必要な知恵。世知。「—にたけた人」 2 仏語。楞伽(りょうが)経に説く三智の一。世俗の知恵。世知。
せ‐ち【世知/世智】
[名・形動] 1 世渡りの知恵。「—にたけた人」 2 仏語。世俗に生きる凡夫の知恵。 3 抜け目のないこと。けちなこと。また、そのさま。「親の—なる事を見習ひ、八歳より墨に袂(たもと)をよごさず...
せん‐ち【先知】
[名](スル) 1 前もって知ること。また、衆人に先んじて道を覚知すること。また、その人。「今日の事を—すべくして猶お能わず」〈織田訳・花柳春話〉 2 以前の知行。「望みかなひて—五百石にて」〈...
せん‐ち【浅知/浅智】
浅薄な知恵。「短才—」
せんもん‐ち【専門知】
専門家が持っている知識。また、その専門分野に関する事象について理解し、判断する能力。
ぜったい‐ち【絶対知】
《(ドイツ)absolutes Wissen》シェリングやヘーゲルにおいて、知識の最高段階としての哲学的知識をさす用語。
ぜん‐ち【全知/全智】
すべてを見きわめる知恵。完全な知恵。
ぜん‐ち【前知】
[名](スル)前もって知ること。予知。「人間もたまには、事を—するものと見えるテ」〈逍遥・当世書生気質〉
そうごう‐ち【総合知】
人間・社会・自然などの多様な側面を総合的に理解し、論理的に考え、判断する能力。一つの専門分野だけでなく、自然科学、人文・社会科学、さらには地域社会、企業・行政、文化・芸術など幅広い領域の知見を統...
そう‐ち【相知】
互いに知っていること。また、その人。「—の間柄」