あいち【愛知】
中部地方南西部、太平洋に面する県。もとの尾張・三河の2国にあたる。県庁所在地は名古屋市。人口740.8万(2010)。
あがり‐ち【上がり知/上がり地】
江戸時代、幕府や藩に召し上げられた土地。あげち。
あげ‐ち【上知/上地】
江戸時代、幕府や藩が知行(ちぎょう)地を没収すること。また、その土地。あがり地。じょうち。
あんこくこくち【暗黒告知】
小林久三の長編小説。昭和49年(1974)発表。同年、第20回江戸川乱歩賞を受賞。足尾銅山鉱毒事件を背景とするミステリー。
あんもく‐ち【暗黙知】
1 主観的で言語化することができない知識。言語化して説明可能な知識(形式知)に対し、言語化できない、または、たとえ言語化しても肝要なことを伝えようがない知識のこと。ハンガリーの哲学者マイケル=ポ...
えいち【英知】
[共通する意味] ★いろいろな知恵。[英] wisdom[使い方]〔英知〕▽人類の英知が平和を実現する▽英知を集める〔人知〕▽自然の不思議さは人知の及ぶところではない〔衆知〕▽紛争解決のために衆...
かんち【奸知】
[共通する意味] ★ずるく、悪賢い知恵。[英] craft; wiles[使い方]〔狡知〕▽彼は狡知にたけている〔奸知〕▽奸知にたけた人物だ〔悪知恵〕▽悪知恵ばかりよく回る男だ[使い分け]【1】...
かんち【感知】
[共通する意味] ★物事の状態や変化を知ること。[英] perception[使い方]〔察知〕スル▽敵の動きを察知する▽危険を察知する〔感知〕スル▽温度の上昇を感知して警報機が作動する▽異変を感...
きち【機知】
[共通する意味] ★その場に即応して気の利いたことをいえる才気。[使い方]〔機知〕▽機知に富んだ答え〔頓知〕▽頓知を働かせる〔機転〕▽とっさの機転で難を逃れた▽機転がきく〔ウイット〕▽ウイットに...
きち【奇知】
[共通する意味] ★いろいろな知恵。[英] wisdom[使い方]〔英知〕▽人類の英知が平和を実現する▽英知を集める〔人知〕▽自然の不思議さは人知の及ぶところではない〔衆知〕▽紛争解決のために衆...
しさくせいち【思索生知】
道理や筋道を追って、物事をよく考えることで知恵が生まれてくるということ。▽「思索」は筋道を立てて十分に考えること。「生知」は知識・知恵が生まれること。一般に「思索しさく、知ちを生しょうず」と訓読を用いる。「生」は「しょう」とも読む。
じゅたいこくち【受胎告知】
キリスト教で、天使ガブリエルがヨセフのいいなずけ聖母マリアを訪れ、キリストの身ごもりを告げたこと。古くからキリスト教美術のテーマの一つ。▽「受胎」は身ごもること。
せんこくしょうち【先刻承知】
事柄、事情などについて、以前から充分に知っている、の意。
そうめいえいち【聡明叡知】
聖人のもつ四つの徳のこと。転じて、生まれつき才能があり、賢くて先々まで見通せること。物事に通暁していて、すぐれた才知があること。▽「聡」はすべてを聞き分けること。「明」はすべてを見分けること。「叡」はすべてに通ずること。「知」はすべてを知っていること。「知」は「智」とも書く。
れいだんじち【冷暖自知】
他人から言われなくても、自分のことは自分で分かること。水が冷たいか温かいかは、飲めばおのずと分かる意から。▽「冷暖れいだん自みずから知しる」と訓読する。
あしかが‐まさとも【足利政知】
[1435〜1491]室町中期の武将。義教(よしのり)の子。初め天竜寺の僧。足利成氏(しげうじ)征討のため還俗(げんぞく)、伊豆堀越(ほりごえ)(静岡県伊豆の国市)にとどまり、堀越公方と称して古...
あねがこうじ‐きんとも【姉小路公知】
[1840〜1863]幕末の公家。三条実美と親しく、安政五か国条約調印の勅許に反対、尊攘派公家の中心的存在となった。宮中から退出の際、暗殺された。
こうどう‐とくち【幸堂得知】
[1843〜1913]劇評家・小説家。江戸の生まれ。本名、鈴木利平。別号、劇神仙。銀行員を経て新聞社に入社し、劇評を発表。根岸派の文人としても知られる。小説「大通世界」。
さんじょうにし‐すえとも【三条西季知】
[1811〜1880]幕末・明治前期の公家・歌人。尊王攘夷派として活躍。文久3年(1863)8月18日の政変で七卿落ちの一人として西走。維新後、明治天皇の侍従。
どい‐こうち【土居光知】
[1886〜1979]英文学者。高知の生まれ。東北大教授。西洋文学の知識から日本文学研究に新しい領域と方法を開拓した。著「文学序説」「英文学の感覚」など。