どう‐けん【銅剣】
青銅製の剣。日本では弥生時代に朝鮮半島製の短剣が入り、実用の武器としても使用。日本製のものはしだいに実用を離れて祭祀(さいし)・儀式に用い、土中に埋納した。
のん‐ど【喉/咽】
《「飲(の)み門(と)」の音変化》のど。「短剣にて自から—を刺串(さしつらぬ)き」〈染崎延房・近世紀聞〉
ぶすっ‐と
[副](スル) 1 柔らかいものに勢いよく突き刺すさま。ぶすりと。「短剣を—刺す」 2 不機嫌なさま。ぶすりと。「—して口もきかない」
プンチャック‐シラット【Pencak Silat】
《プンチャックはインドネシア語、シラットはマレー語》東南アジアのマレー地域を発祥とする伝統的な武術。多数の流派が存在する。競技では素手・素足で行う試合部門と、素手または短剣・棒などの武器を用いた...
よろい‐どおし【鎧通し】
1 戦場で組み打ちの際、鎧を通して相手を刺すために用いた分厚くて鋭利な短剣。反りがほとんどなく長さ9寸5分(約29センチ)。馬手差(めてざ)し。 2 鏃(やじり)の一。太く鋭いもの。
りょうねいしき‐どうけん【遼寧式銅剣】
紀元前9〜3世紀頃に中国東北部の遼寧省付近で作られ、東アジア一帯に広まった青銅製の剣制の総称。剣身と柄を別々に鋳造するのが特徴。遼寧式短剣。満州式銅剣。琵琶形銅剣。→オルドス式短剣