ありわら‐でら【在原寺】
奈良市にある不退寺(ふたいじ)の別称。→石上(いそのかみ)寺
いそのかみ【石上】
姓氏の一。 [補説]「石上」姓の人物石上麻呂(いそのかみのまろ)石上宅嗣(いそのかみのやかつぐ)
いそのかみ【石上】
奈良県天理市の石上町・布留(ふる)町の辺り。[歌枕]
[枕]
にある地名「布留(ふる)」に、さらにそれと同音の「降る」「振る」「古る」などにかかる。「—降るとも雨につつまめや」〈万・六六四〉...
いそのかみ‐じんぐう【石上神宮】
天理市布留町にある神社。祭神は布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)。拝殿は国宝。石上振神宮。布留社(ふるのやしろ)。
いそのかみ‐でら【石上寺】
天理市にあった寺。寺跡については、遍昭(へんじょう)・素性(そせい)ゆかりの布留の良因寺、石上にあった在原(ありわら)寺など諸説がある。[歌枕]
いそのかみ‐の‐ちゅうなごん【石上中納言】
竹取物語の登場人物で、かぐや姫に求婚する貴公子の一人。姫に燕(つばくらめ)の子安貝を求められ、自らそれを取ろうとして失敗、負傷して死ぬ。石上のまろたり。
うん‐てい【亭】
奈良末期、石上宅嗣(いそのかみのやかつぐ)が平城京付近の旧宅を寺とし、その一隅に設けた日本最古の公開図書館。中国で、書庫を閣・
台と称したことからの名。
亭院。
エス‐きょく【S極】
磁石上で南を指すほうの極。→磁極
エヌ‐きょく【N極】
磁石上で北を指すほうの極。→磁極
かみ‐すぎ【神杉】
神域にある杉。神が降臨するという杉。かむすぎ。「あさみどり霞みにけりな石上(いそのかみ)ふる野に見えし三輪の—」〈続古今・春上〉