いしい‐ももこ【石井桃子】
[1907〜2008]児童文学作家・翻訳家。埼玉の生まれ。戦後「岩波少年文庫」の編集に携わる。ミルン著「クマのプーさん」や、マーク=トウェーン著「トム=ソーヤーの冒険」など、多くの英米児童文学を...
いしい‐ゆうか【石井遊佳】
[1963〜 ]小説家。大阪の生まれ。インドで日本語教師として勤務する傍ら執筆活動を行い、「百年泥(ひゃくねんどろ)」で新潮新人賞を受賞し作家デビュー。同作で、第158回芥川賞受賞。
いしいランシング‐きょうてい【石井ランシング協定】
大正6年(1917)、日本の特派大使石井菊次郎と米国の国務長官ランシング(R.Lansing)との間で調印された協定。日本の中国における特殊権益の承認と、中国の領土保全・門戸開放・機会均等などを...
いしい‐りゅう【石井流】
能の大鼓(おおつづみ)方の流派の一。安土桃山時代に高安流を学んだ石井庄左衛門滋長(しげなが)を流祖とする。
いしい‐れんぞう【石井連蔵】
[1932〜2015]野球選手・指導者。茨城の生まれ。投手として六大学野球リーグで活躍。社会人野球を経て早稲田大学の監督としてチームを率いた。監督退任後は日本学生野球協会や全日本大学野球連盟で要...
いしい‐ろげつ【石井露月】
[1873〜1928]俳人。秋田の生まれ。本名、祐治。正岡子規の知遇を得て「日本派」に属した。雑誌「俳星」を創刊。句集「露月句集」。
いし‐うす【石臼】
石でつくったうす。ひきうす。大きなものや重いもののたとえにもいう。
いしうす‐げい【石臼芸】
芸事は何でもやるが、荒っぽくて一つもすぐれたものがないこと。また、その芸。碾(ひ)き臼芸。→茶臼芸
いし‐うち【石打ち】
1 小石を投げ合う遊戯。石投げ。石合戦。《季 夏》 2 婚礼の夜、友人・知人などがその家の中に小石を投げ込む習俗。石の祝い。「祝言の夜の—は、打ち固めるとてめでたけれども」〈浄・井筒業平〉 3 ...
いしうち‐の‐はね【石打ちの羽】
鳥が尾羽を広げたとき、両端に出る1番目(小石打ち)と2番目(大石打ち)の羽。ワシやタカのものは、特に矢羽として珍重された。