かんらん‐せき【橄欖石】
鉄・マグネシウムを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。黄緑色で、ふつう短柱状の結晶をなす。斜方晶系。塩基性および超塩基性岩の主要な造岩鉱物。特に高品質のものは、ペリドットとよばれて宝石となる。オリビン。
カーナル‐せき【カーナル石】
⇒カーナライト
が‐せき【瓦石】
かわらと石。価値のないもののたとえ。
がぞう‐せき【画像石】
宮殿や墳墓・祠堂(しどう)などの石材に、線刻や浮き彫りでさまざまな画像を表したもの。中国、後漢・六朝時代に流行した。画題は神話・孝子伝・宴会・歴史説話など。
がらん‐いし【伽藍石】
社寺の柱の礎石をくつぬぎ石や飛び石などに転用したもの。がらんせき。
がんか‐きせき【頑火輝石】
マグネシウム成分に富む斜方輝石。塩基性火成岩の造岩鉱物の一。エンスタタイト。
がん‐せき【岩石】
地殻やマントル上部を構成する固体物質。一種または数種の鉱物の集合体からなり、成因により火成岩・堆積岩(たいせきがん)・変成岩に分類される。
きく‐いし【菊石】
⇒アンモナイト
きくか‐せき【菊花石】
緑・赤・紫色の地に白色や紅色の菊紋のような模様のある、観賞用の石(水石)の名。輝緑凝灰岩の中に角閃石(かくせんせき)の結晶が放射状に成長したもの。岐阜県本巣(もとす)市産。きっかせき。
きくめ‐いし【菊目石】
花虫綱キクメイシ科の腔腸(こうちょう)動物。イシサンゴの一種で、サンゴ礁の重要な構成種。岩石に着生。直径約1センチの個体が集まって、直径2〜3メートルの半球形の群体を形成。個体の着いた跡が菊の花...