かた‐いた【形板/型板】
1 曲線や紋様の形に作った板。これを使って木や石の材を造形する。また、製図にも用いる。 2 模様を彫刻した、薄い亜鉛・銅板などの板。捺染(なっせん)に用いる。
かた‐かた【片方】
1 かたいっぽう。かたほう。「雨を—の手に持った傘で防(よ)けつつ」〈漱石・道草〉 2 かたすみ。かたわら。「—へ行きて、装束着て」〈宇治拾遺・五〉
カタカタ‐しょうにゅうどう【カタカタ鍾乳洞】
《Cutta Cutta Caves》オーストラリア、ノーザンテリトリー北部の町キャサリンの南約30キロメートルにある鍾乳洞。約5億年前の石灰岩層に形成。同国最大規模の洞窟(どうくつ)として知ら...
かたぎり【片桐】
姓氏の一。 [補説]「片桐」姓の人物片桐且元(かたぎりかつもと)片桐石州(かたぎりせきしゅう)
かたぎり‐せきしゅう【片桐石州】
[1605〜1673]江戸初期の茶道家。且元(かつもと)の甥(おい)。名は貞昌。大和小泉城主。石見守(いわみのかみ)。茶を桑山宗仙に学び、4代将軍徳川家綱の茶道師範となった。石州流開祖。
かたくな・し【頑なし】
[形シク] 1 意地っ張りである。「いとど痴(をこ)に—・しき入道の心ばへも」〈源・明石〉 2 物わかりが悪い。「心をやりて言ふも、—・しく見ゆ」〈源・須磨〉 3 不体裁である。無骨で見苦しい。...
かた‐け【片食】
[名]《「け」は食事の意。「かたげ」とも》朝夕どちらかの食事。江戸時代、一日に朝夕二度の食事が普通であったところから生まれた語。かたき。「たとへ—は食はずとも」〈浮・織留・五〉
[接尾]助数...
かた‐そば【片傍/片側】
一方の端。かたはし。また、一部分。「よしある岩の—に、腰もつきそこなひて」〈源・明石〉
かた‐づ・く【片付く】
[動カ五(四)] 1 物が、置いておくのに適当な場所にきちんと納まる。散らかっていた物が整えられた状態になる。「やっと部屋が—・いた」「机の上が—・く」 2 物事が一定の形に決まる。事態が落ち...
かた‐に【片荷】
1 てんびん棒で前後に荷物を担ぐときの、片方の荷。 2 トラックの荷台やコンテナなどの積み荷の重量が、前後または左右に偏っている状態。 3 物流において、往路または復路のどちらか一方にしか荷物を...