か‐ほど【斯程】
[副]この程度。これほど。「(神ガ人間ノ顔ニツイテ)当初から胸中に成算があって—の変化を示したものか」〈漱石・吾輩は猫である〉
カボション【(フランス)cabochon】
《「カボッション」とも》宝石のカットで、切り子面とせず、頂部を丸く磨く方法。透明度の少ないオパールやトルコ石に用いられる。
かぼと‐いせき【河姆渡遺跡】
中国浙江省余姚県の杭州湾南岸河姆渡村にある新石器時代初期の遺跡。米や骨製農具などが出土、揚子江下流域にも黄河流域で行われていた畑作農耕と同時期に稲作文化が存在していたことが示された。
かまいし【釜石】
岩手県南東部の市。釜石湾・両石湾に臨む。安政4年(1857)に日本最初の近代製鉄所が置かれて発展。サケ・アワビの水揚量が多い。人口4.0万(2010)。
かまいし‐こう【釜石港】
岩手県釜石市、釜石湾奥にある港。重要港湾の一で、管理者は岩手県。明治7年(1874)に建設された官営製鉄所の拡大とともに発展、昭和9年(1934)には県唯一の開港場となる。三陸沖漁業の拠点として...
かまいし‐こうざん【釜石鉱山】
釜石市にあった鉄鉱山。享保12年(1727)に発見され、明治半ばには銑鉄の生産量が全国の過半を占めていた。平成5年(1993)閉山。
かまいし‐し【釜石市】
⇒釜石
かまいし‐わん【釜石湾】
岩手県南東部にあるリアス式の湾。南は尾崎半島、北は馬田(また)岬に囲まれ、湾奥に釜石市がある。三陸復興国立公園の一部。
かま‐す【叺】
1 《「蒲簀(かます)」の意。古くはガマで作った》わらむしろを二つ折りにし、縁を縫いとじた袋。穀類・塩・石炭・肥料などの貯蔵・運搬に用いる。かまけ。 2 刻みタバコなどを入れる1の形の袋。 [補...
かま‐ど【竈】
《「ど」は処の意》 1 土・石・煉瓦(れんが)などでつくった、煮炊きするための設備。上に釜や鍋をかけ、下で火をたく。へっつい。かま。 2 独立して生活する一家。所帯。「—を分ける」 3 生活のよ...