ぶんぞう【文蔵】
狂言。太郎冠者が主人の伯父の家でごちそうになった温糟粥(うんぞうがゆ)の名を失念し、主人に長々と「源平盛衰記」の石橋山合戦を語らせて、その中の文蔵の名でやっと思い出す。
ぶんべつ‐じょうりゅう【分別蒸留】
液体の混合物を、各成分の沸点の差を利用して蒸留によって分離する方法。石油化学工業の精製などで用いられる。精留。分留。
ぶん‐まい【分米】
1 中世、荘園・公領から徴収された年貢米。 2 近世、検地によって定められた耕地の石高。
ぶん‐みょう【分明】
[名・形動]《「ふんみょう」とも》「ぶんめい(分明)1」に同じ。「三千代の過去を—に認めた」〈漱石・それから〉
ぶんや‐ぶし【文弥節】
1 古浄瑠璃の流派の一。延宝(1673〜1681)のころ、大坂の岡本文弥が創始。哀調を帯びた旋律が特徴で、泣き節といわれて人気を博したが、宝永年間(1704〜1711)には衰滅。 2 民俗芸能と...
ブーイナニア‐マドラサ
《Medersa Bou Inania》モロッコ北東部の都市フェズの旧市街フェズ‐エル‐バリにある神学校。14世紀半ば、マリーン朝のアブー=イナーン王により創設。18世紀に改築。中央に水盤を配し...
ブーバンジッダ‐こくりつこうえん【ブーバンジッダ国立公園】
《Boubandjidda National Park》カメルーン北東部にある国立公園。チャドとの国境近くに位置する。面積は2200平方キロメートルで、同国で最も広い。クロサイ、ライオン、アフリ...
プウォツク【Płock】
ポーランド中央部の都市。ワルシャワの北西約90キロメートル、ビスワ川沿いに位置する。1079年から1138年までポーランド王国の都が置かれ、プウォツク城やプウォツク大聖堂などの歴史的建造物が残る...
プウオマフカ‐ヘイアウ【Puu O Mahuka Heiau】
米国ハワイ州、オアフ島北西部にある古代ハワイの神殿跡。戦争の神クーにいけにえを捧げたという伝承がある。1965年に国定史跡に指定。現在は石垣や床の部分のみが残る。
プウコホラヘイアウ‐こくりつれきしこうえん【プウコホラヘイアウ国立歴史公園】
《Puukohola Heiau National Historic Site》米国ハワイ州、ハワイ島北西部にある国立歴史公園。18世紀末、カメハメハ1世がハワイ統一のための神殿(ヘイアウ)を建...