わた‐もち【腸持ち】
《腸(はらわた)を持っているものの意》土・石・木などで作ったものに対し、生きもの。生身(なまみ)。「—の如来様と信仰し」〈風流志道軒伝〉
わたり‐やぐら【渡り櫓】
1 城郭の枡形(ますがた)に設けたやぐらで、石垣の上に渡して下に門を開けたもの。 2 城の石垣の上に長く続くやぐら。多聞(たもん)。
わだ‐とうげ【和田峠】
長野県中央部、下諏訪町と長和町との境にある中山道の峠。標高1531メートル。霧ヶ峰の北西に位置し、難所として知られた。付近は黒曜石の産地。
わっし【私】
[代]《「わたし」の音変化》一人称の人代名詞。わっち。「実あ—もあの隠居さんを頼って来たんですよ」〈漱石・草枕〉
ワット‐アルン【Wat Arun】
タイの首都バンコクの中心部にある仏教寺院。チャオプラヤー川を挟んで、王宮の対岸に位置する。アユタヤ朝時代以前から存在し、トンブリー朝時代に王室寺院となった。高さ75メートルの大仏塔を中心に四つの...
ワット‐サパーンヒン【Wat Saphan Hing】
タイ中北部の都市スコータイ近郊の、スコータイ歴史公園にある仏教寺院。城壁の西側、高さ約200メートルの小高い丘の上に位置する。スコータイ朝第3代王ラームカムヘーンの時代の建立とされる。高さ12....
ワット‐タプローム【Wat Ta Prohm】
カンボジアの首都プノンペン郊外の、トンレバティ湖畔にある石造寺院の遺跡。12世紀、ジャヤバルマン7世の時代に建立。バラモン教と仏教の混淆寺院であり、優美なデバター像などの浮き彫りが残っている。
ワット‐タムスア【Wat Tham Sua】
タイ南部、マレー半島西岸の町クラビーの北約10キロメートルにある仏教寺院。石灰岩の切り立った断崖の洞窟にあり、1970年代まで野生のトラが見られたことから、タイガーケーブ(トラの洞窟)とも呼ばれ...
ワット‐チェンマン【Wat Chiang Man】
タイ北部の都市チェンマイの旧市街にある仏教寺院。12世紀末、ランナータイ王国初代王メンラーイがチェンマイ建都の際に建立した、チェンマイ最古の寺院として知られる。かつて王宮としても利用された。現存...
ワット‐トゥンシームアン【Wat Thung Sri Muang】
タイ最東部の都市ウボンラーチャタニーの市街中心部にある仏教寺院。1829年にバンコクのワットサケットの僧により建立。同寺院にある仏足石の複製が納められている。何重にも重なる屋根など、ビルマ風の建...